エキサイト、経営の意思決定をサポートする経営管理プラットフォーム「KUROTEN.」(ベータ版)をリリース

エキサイト株式会社は、2021年6月4日に、「誰しもが、経営判断できる世界へ」をコンセプトとした経営の意思決定をサポートする経営管理プラットフォーム「KUROTEN.(クロテン)」(ベータ版)をリリースすると発表した。

「KUROTEN.(クロテン)」は、今後益々重要性が増していく企業の経営企画部門、経営層向けに、過去の様々な事業データ(会計データ)を一元管理し、過去実績に基づく未来シミュレーションを自動で行うことが可能なサービス。「KUROTEN.(クロテン)」を利用することにより、事業ごとに集計しなければならなかったエクセルでの数値統合作業や、意思決定のための根拠資料の作成に多大な時間をかけていた中期経営計画策定などの作業負担を大幅に削減することができ、経営企画部門を単なる作業から解放し、経営の意思決定を行う中枢業務に集中させることができるとのことだ。

■サービス開始の背景

エキサイトは、2018年にTOBにより経営陣が刷新したのち、わずか3ヶ月で4期連続赤字を脱却、黒字転換を果たした。また、2020年に買収したiXIT株式会社も同様に数ヶ月という短期間で5期連続赤字を脱却し黒字化を達成。こうした企業再生の場面では、共通して最初に行う経営管理の手法があり、この手法やノウハウを、広く世の中の企業にも利用されたいという思いから、「KUROTEN.(クロテン)」を提供するに至ったとのことだ。数字の集計から事業部とのコミュニケーション、経営の意思決定に至るまでの経営管理業務は、属人的かつ労働集約的な業務が多く残る領域だ。エキサイトは、経営管理のDXを推進し、スピード経営の実現をサポートすべく、「KUROTEN.(クロテン)」を発展させるという。

■KUROTEN.(クロテン)の特徴

スピード経営のカギとなるのは、経営データの「把握」と「活用」。それらをプロダクトに落とし込み、迅速な意思決定を実現する。

1.データ把握を効率的に行える
総勘定元帳の全件データをインポートすることで、過去の実績データを整理整頓。部門ごとの健康状態を可視化し、また、損益分岐点売上高も正しく捉えることが可能になる。
出典元:プレスリリース
2.把握したデータを元に未来シミュレーションを行う
過去の実績データに基づき、予測を算出。計画や見通し作成をサポートする。経営企画、事業部長、役員によるビジョンの共有や合意形成が容易になり、スピード経営を実現する。
出典元:プレスリリース

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