NECネクサスソリューションズとDearOne、ショッピングセンター向けスマホアプリで協業開始

株式会社NTTドコモのマーケティング分野における新規事業型子会社である株式会社DearOneと、NECグループのシステムインテグレーターであるNECネクサソリューションズ株式会社は、NECネクサソリューションズが提供する売上管理システム「SC-SaaS」とDearOneが提供する公式アプリ開発サービス「ModuleApps」を機能的に連携させ、ショッピングセンター向けスマホアプリ分野での協業を開始したと発表した。

DearOneが提供するModuleAppsは、実店舗を運営している企業や自治体を対象にした公式アプリ開発サービス。「モジュール」と呼ばれるあらかじめ開発した豊富なアプリ機能(サンプル・雛形)から、必要な機能を組み込むことで自社オリジナルの公式アプリを短期間で開発できる。

NECネクサソリューションズが提供するSC-SaaSは、ショッピングセンター・商業施設向け売上管理システム。約30年で100施設以上への導入実績によるノウハウが集約されており、非常に多くの利用者がいるという。管理画面上から売上・精算管理、顧客管理、売上分析、顧客分析ができるほか、決済端末も選択可能だ。またオプションも豊富で他のシステムとも連携できる。

今回の協業では、SC-SaaSとModuleAppsの機能連携を実施し、ショッピングセンター向けスマホアプリの標準パッケージを構築した。この標準パッケージにより、SC-SaaSの利用者は、従来は物理的に発行していた会員カードをアプリによってデジタル化できるようになった。SC-SaaSで管理している会員情報やポイント情報は、ModuleAppsを介してスマホアプリへシームレスに連携できる。会員登録機能についても、ユーザーのポイントカード所持状況に応じてスマートに分岐する画面遷移を構築済みだ。

また、ModuleAppsの持つモジュール化技術により、ショッピングセンター向けスマホアプリに必要な、フロアガイド、イベント情報、施設情報などの基本機能は標準搭載している。

さらに、標準機能にはないアプリ機能やオリジナルのアプリデザインについてはオーダーメイドで開発できる。そのため、拡張性が非常に高いのが特徴とのことだ。
出典元:プレスリリース

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