WOVN、約36億円の資金調達を実施、マーケティング・販促の強化と新規事業・新サービス開発等へ投資へ
2021/7/28
Webサイト多言語化ソリューション『WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)』を提供する Wovn Technologies株式会社(以下、WOVN)は、Tybourne Capital Management、MPower Partners Fund L.P.、Eight Roads Ventures Japan、インキュベイトファンド株式会社、凸版印刷株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、米国ロングオンリー型機関投資家(独立系資産運用会社)(社名非公開)を引受先とする第三者割当増資により約36億円の資金調達を実施したと発表した。今回の調達で創業以来の累計調達額は約54億円となった。
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今回調達した資金は、不確実性の高い事業環境下においてクライアント企業へ付加価値の高い多言語化ソリューションを提供していくための社員の育成・スキル強化ならびに採用強化、WOVN主催の"GLOBALIZED"イベントを始めとしたマーケティング・販促活動の強化に加え、Webサイト・アプリ多言語化以外の新たな事業ドメインへ拡張するための新規事業・新サービス開発等へ投資する。成長ポテンシャルが高い多言語化市場において、WOVNの市場シェアを拡大し、国内外のエンタープライズのインターネット多言語化におけるベスト・プラクティスとなるべく機能・サービスをさらに強化するとのことだ。
■ WOVNを取り巻く環境とWOVNの特徴
企業活動のグローバル化とDX(デジタル化)が進む昨今、顧客接点・社員とのコミュニケーションに、Webサイト・アプリの多言語環境の整備は必要不可欠な時代となっている。ブランドガバナンスを効かせたグローバルサイト運営、世界中のファンに日本語と同じ情報を届けるプロモーションサイト運用、動的に更新される越境ECサイト運用、グローバル各拠点で働く従業員に向けて日本から情報発信をするイントラネット運用等、海外顧客・在留外国人顧客・外国人従業員に対する多言語体験の向上と、その質の高い管理・運用が、長期的に企業のブランド価値向上、売上向上に不可避な状況となっている。
WOVNは、既存のWebサイトに後付けすることができ、多言語化に必要なシステム開発・多言語サイト運用にかかる不要なコストの圧縮・人的リソースの削減・導入期間の短縮を実現し、企業のグローバル化の推進に寄与する。
■本ラウンドにおける投資家
Tybourne Capital Management:香港とサンフランシスコを拠点とし、世界中の上場および未上場市場の構造的成長性のある企業に対して長期的視点で投資を行うクロスオーバー型の機関投資家
MPower Partners Fund L.P.:日本初のESG重視型グローバル・グロースファンド
米国ロングオンリー型機関投資家(独立系資産運用会社):社名非公開
【既存投資家】
Eight Roads Ventures Japan
インキュベイトファンド株式会社
凸版印刷株式会社
SMBCベンチャーキャピタル株式会社