スポーツ・ヘルスケア業界などに向け、身体の動きをデータ化するAIサービス「AnyMotion」がAPI提供へ

株式会社NTTPCコミュニケーションズ(以下、NTTPC)は、スポーツ・ヘルスケア業界など指導者が生徒などに動作を指導するサービスを行っている企業向けに、身体の動きをデータ化するAIサービス「AnyMotion」を2021年8月2日からAPI提供開始すると発表した。

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■背景

NTTPCでは、2020年3月~2020年9月にスポーツ・ヘルスケア業界の指導者などにサービスを提供する企業に対し「AnyMotion」の実証実験を実施。実証実験を通じ、AIによる姿勢推定や動作解析により身体の動きのデータ化を容易に行えることがわかったという。具体的にはスポーツやリハビリなど身体の動きを指導者が生徒などに指導する際に、「指導中に上手く言葉で伝えられない」、「施術の動作や効果を視覚的に表現するのが難しい」といった課題に対し、サービスを提供する企業が「AnyMotion」を利用することで解決できたとのことだ。今回、より多くの企業が本AIサービスを利用できるようAPI提供を開始する。
出典元:プレスリリース

■特長

(1)簡単に活用できる
企業はAIの専門知識がなくても「AnyMotion」を利用することで、姿勢推定などの技術を簡単に活用できる。

(2)アプリケーション開発工程の省力化
「AnyMotion」はスマートフォン等で撮影された静止画や動画から、関節位置をAIで自動的に推定し、関節角度等の計算をする機能や画面上に関節位置の描画処理を施したうえで表示する機能を提供している。サービスを提供する企業はアプリケーション開発時にこれら機能を一から作り上げる必要はない。

(3)専用設備が不要
「AnyMotion」はクラウドサービスであり、静止画や動画の解析に必要となるセンサーやGPUサーバー等の設備を独自で用意する必要がない。

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