凸版印刷、ワクチン接種履歴やPCR検査結果などの情報を一元管理できるアプリ「PASS-CODE」を開発
2021/8/3
凸版印刷株式会社は、新型コロナウイルスワクチンの接種履歴をはじめ、PCR検査/抗原検査/抗体検査の結果などの情報を一元管理できるアプリ「PASS-CODE(パスコード)」を開発。2021年8月2日より社内実証を開始したと発表した。
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なお、今回の社内実証では、トッパン小石川本社ビルの職域接種会場でのワクチン接種者を対象に、ワクチン接種履歴の登録から接種済み証明用QRコードの発行、証明の二次活用までを検証し、アプリの機能性や有用性を検証するとのことだ。
■開発の背景
この検査工程デジタル化の実証結果を踏まえ、感染症情報管理アプリ「PASS-CODE」を開発。今回の社内実証を基に、検査結果管理機能や、ワクチン接種履歴の管理機能の拡充を図るとのことだ。
■「PASS-CODE」の特長
ワクチン接種記録に加え、抗原検査、PCR検査、抗体検査の履歴・結果を一元管理し、ワクチン接種済み証明や陰性証明を発行することができる。また、OCR(Optical Character Recognition、光学的文字認識)による発行済みの紙のワクチン接種済み証明書のデジタル化機能も追加予定だという。
②事業者向け読取アプリを開発
各種証明を飲食店やイベント会場等で利用することを想定し、事業者向けの来場者管理アプリも開発。飲食店やイベント事業者はアプリでQRコードを読み取るだけで来場者情報の管理ができる。
③抗原検査キット×アプリサービスの提供(開発中)
「PASS-CODE」と連動する抗原検査キットを開発中。ワクチン接種済み証明と抗原検査結果の併用を可能にする。
④各社の会員アプリとの連携可能(開発中)
「PASS-CODE」と連携するAPIを準備中。各社はAPI経由で「PASS-CODE」と連携することで、他のアプリの利用者に対して「PASS-CODE」の機能を提供することができる。
■実証実験の概要
・名称: 職域接種における「PASS-CODE」活用の社内実証実験
・実施期間: 2021年8月2日~9月30日(予定)
・目的: アプリの機能性や有用性を検証