花王、店頭でもオンラインでも使用可能な眉メイクのコーチングソフトを開発
2021/8/27
花王株式会社化粧品事業部門ビューティリサーチ&クリエーションセンター(以下、BRCC)は、一人ひとりに合わせたパーソナルな眉メイクアドバイスを提供できる、店頭でもオンラインでも使用可能なコーチングソフトを開発したと発表した。
まずは2021年10月中旬よりプレステージブランドの「ルナソル」の一部店舗にて活用。今後は、多くの人が難しいと感じる眉メイクの課題解決に向けた有効な手段として、同社美容部員の店頭活動やオンラインによるビューティセミナーなどで活用していく予定とのことだ。
■開発の背景
(以下、ともに2020年10月花王調べ18-69歳女性 n=643)
眉メイクで重視している点(複数回答)
昨今、店頭では、ソーシャルディスタンスを保つ観点から、顧客に触れながら行なう美容アドバイスが難しい状況にあるが、今回開発したソフトを活用することで、実際に顔に触れてメイクをするのと同じような眉メイク提案が、非接触でも可能になるとのことだ。
■特長
<ポイント①> 眉テンプレートの調整で理想の眉の形を見つけられる
美容部員がデバイスで顧客の顔画像を撮影すると、デバイス上に眉テンプレートが自動表示され、長さ、太さ、角度などの形を、顧客に合わせてきめ細かく調整できる仕様になっている。そのためどのような眉も提案可能で、顧客は、美容部員との対話を通じて、画像を確認しながら印象の違いを把握し、好みやより似合う眉の形を見つけることができる。
アイブロウアイテムには、ペンシル、リキッド、パウダー、マスカラといった、仕上がりイメージの異なるタイプがある。今回、リアル感を追求し、各アイテムの特徴を再現。美容部員はデバイス上で、タッチペンひとつでアイテムや色を使い分け、描き方をアドバイスすることができる。顧客は、自身の顔に実際に眉メイクしたかのように、仕上がりイメージの違いまで繊細に感じ取りながら自分好みの眉に仕上げるメイク方法を学べる。
導入店舗:2021年10月中旬より、伊勢丹新宿店 ルナソルカウンターに導入以降、順次ルナソルの
一部店舗にて活用予定。