
医療健康情報を含むコンテンツの専門医への確認・コメント取得をオンラインで完結できる「メディコレWEB」が提供開始
2021/9/3
株式会社メディコレは専門医による医療健康情報安心化サービス「メディコレWEB」のサービス提供を開始したと発表した。
■「メディコレWEB」開発の背景
一方でメディアやPR会社などの情報発信者は、医療健康情報を含むコンテンツを発信する際に、ほとんどの場合は医師による確認をとっている。この作業は1件ずつ手作業を行われており、人・時間のリソースを多く必要としているだけでなく、医師との人脈が限られるために専門医からの監修を受けることができないことも多々起きているのが現状だという。情報の適切な監修が行われなかったことで2016年には、ヘルスケアキュレーションプラットフォームで不正確な情報が多く掲載されたことが社会問題化し、類似サービスがほぼ全て閉鎖する事態にまで発展した。また今年3月には、民間ネット事業者で作るセーファーインターネット協会が、総務省の有識者会議にネットニュースなどのファクトチェック団体の設立を求める内容を提言した。まさに、医療健康情報を始めとする“信頼できる安全・安心な情報”を届けるための“インフラ整備”が社会的に求められているとのことだ。
■「メディコレWEB」について
■「メディコレWEB」を利用するメリット
従来の医師校閲作業では、担当者が1件ずつ手作業で①医師の選定②依頼内容の説明③医師の確認作業④回答という4プロセスを踏んでいた。「メディコレWEB」では①確認依頼②専門医の監修③回答という3プロセスで行うことが可能になる上、全てシステム上で行うことで時間・人のコストを大幅に減らすことが可能だ。
(2)認証マークによる安心の可視化
認証マークの付与により、安心で信頼できる医療健康情報コンテンツであることを可視化することが可能だ。さらに、付与した認証マークが適正に利用されているかを検知するシステムも実装する予定だという。
(3)コンテンツの安心化と専門医のコメントによるSEO対策
専門医の実名コメントによりGoogleのE-A-T(同社が重要視する独自の3つのSEO評価基準)を満たし、SEO対策に効果が見込める。