Google、国内で「Google ニュースショーケース」の提供を開始

Google は、国内の活発な報道業界の継続的な支援に向けた新たな取り組みを発表した。

■国内でGoogleニュースショーケースの提供を開始

国内の報道機関と読者を支援するために、新しいオンライン体験とライセンスプログラムであるGoogle ニュースショーケースの提供を開始する。Google ニュースショーケースのパネルには、単一または複数の記事がわかりやすく表示される。これにより、プログラムに参加するパブリッシャーは、より多くの方法で重要なニュースを自ら届けることができるほか、プレゼンテーションとブランディングをより直接的に制御することができるという。パネルは、Android、iOS、ウェブのGoogle ニュース、およびiOSのDiscoverに表示され、パブリッシャーのサイトに価値の高いトラフィックをもたらす。Google ニュースショーケース パネルは、読者をウェブサイトの記事全体に誘導することで、パブリッシャーへのトラフィックを増やし、パブリッシャーと読者の関係を深める。

Google ニュースショーケースは、読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞、中日新聞、河北新報、京都新聞などの全国紙・地方紙並びに時事通信、共同通信を含む国内40社以上の報道機関を対象に提供が始まる。Google ニュースショーケースには、インド、ドイツ、ブラジル、カナダ、フランス、英国、オーストラリア、チェコ、イタリア、コロンビア、アルゼンチンを含む12か国以上で1,000社を超える報道機関が参加しており、対象となる国や地域は今後も拡大する予定だという。本プログラムに参加する報道機関の90%以上は、地方紙や地域紙のパブリッシャーとのことだ。

パブリッシャーとのライセンス契約の一環として、読者が一部の有料コンテンツへアクセスできるよう、参加する報道機関に支払いを行っているという。この機能は、読者により多くの記事へのアクセスを提供し、読者とパブリッシャーとの関係を深めることで、サブスクリプションの拡大に貢献することができるとのことだ。
出典元:プレスリリース
日本のGoogle ニュースショーケースパートナーのロゴ
出典元:プレスリリース

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