NTTドコモ、兵庫県神戸市の大規模多目的アリーナの運営を通じたまちづくりを推進するOne Bright KOBE社へ出資し事業運営に参画

株式会社スマートバリューは、同社の連結子会社であり、神戸アリーナ(仮称)の運営会社である株式会社One Bright KOBEに対して、株式会社NTTドコモが出資および運営に参画すると発表した。なおスマートバリューも、One Bright KOBEに対して追加出資を実施する。

■背景と狙い

One Bright KOBEは、神戸市ウォーターフロントにおける「新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業」の公募にて選定された大規模多目的アリーナ(以下、神戸アリーナ(仮称))の運営を通じたまちづくりを推進するために、スマートバリューが設立した会社だ。One Bright KOBEは、スポーツやエンターテイメントが持つ感動や熱狂の力を、神戸アリーナ(仮称)による非日常の体験空間やコミュニティによって増幅し、多くのファンや来場者、そして市民が共感しながら、社会課題の解決や神戸の新たな都市力の向上といったまちづくりを推進する。NTTドコモをはじめ、NTTグループの技術やノウハウと連携し、新たな価値の創造と事業の発展をともに進めるとのことだ。

・神戸アリーナ(仮称)の概要(予定)
事業名:新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業
所在:神戸市中央区新港町130番2
竣工:2024年8~9月予定
公募対象地:19,341㎡(第2突堤全体では約38,000㎡)
出典元:プレスリリース

■スマートバリューの事業との融合

同社は「スマート&テクノロジーで歴史に残る社会システムを創る!」をミッションとして、社会課題をテクノロジーによって解決する事業を推進している。今回、港都神戸に新たなにぎわいを生み、SDGsやSociety5.0を踏まえたデジタルなまちづくりの社会実装を行うことは、デジタルガバメント、モビリティ、ヘルスケア、スポーツ・文化などの事業領域においてデータを軸としてまちづくりに活かすスマートシティモデルとして推進することになるという。このミッションに合致したプロジェクトを、多くのパートナーと共に社会実装することを目指しているとのことだ。

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