エミレーツ航空、VRプラットフォーム「Oculus Riftストア」でVRアプリを提供開始

エミレーツ航空は、「Emirates Oculus VR」(エミレーツ・オキュラスVR)をリリースしたと発表した。

エミレーツ航空の受賞歴ある業界最先端バーチャル・リアリティ(VR)体験で、ボーイング777ゲームチェンジャー機の完全密閉空間のファーストクラススイートをはじめ、代表的なA380機内ラウンジ、77列目の座席周辺の眺めなど、自宅にいながらエミレーツの機内を楽しむことができる。

本サービスは、インターネット環境があれば誰でもエミレーツ航空ホームページおよびEmiratesアプリから利用できる。

エミレーツ航空コーポレートコミュニケーション・マーケティングブランド部門上級副社長のブトロス・ブトロス氏は、次のように述べている。「機内、地上およびデジタル空間において、エミレーツ航空は革新的で優れた顧客体験の提供を目指しています。2018年には、航空会社として世界で初めて先進的なウェブVR技術をデジタルプラットフォームに導入し、搭乗前のお客様にエミレーツ航空の素晴らしい没入型体験を提供しました。我々はその後も投資と開発を継続し、この度、エミレーツ航空初の本格的な『Oculus VR』アプリを発表できたことを嬉しく思います。我々はこの取り組みを通じて世界的なリーチを拡大し、デジタルプラットフォームの利用者との関わりを深めることができます。また、パンデミックの影響でしばらく旅行に行けていない人が多いこのタイミングで公開することで、旅のインスピレーションや、フライトの選択肢を探している人々にとって特別な意味を持ちます」

テクノロジー企業Renacen社との提携により、エミレーツ航空の顧客はホットスポット機能でエコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスの客室内の移動、座席の探索、そしてエミレーツA380の代表的な機内ラウンジやシャワースパを見ることができる。現在、プレミアム・エコノミークラスの客室と最新エミレーツA380のインテリアも体験できるバージョンを開発中だという。

今後の展開として、「Emirates Oculus VR」アプリを通じて、顧客に目的地の探索をはじめ、エミレーツ航空の客室の選択およびフライトの予約と支払いなどの機能を提供する予定とのことだ。

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