NFT × AIで新しい芸術を探求するプロジェクトがクラウドファンディングで支援金額50%を達成

京大発のベンチャー企業XNOVAは、NFTとAIによる新しい芸術の探求に取り組むと発表した。クラウドファンディングで既に目標金額の50%を達成しているという。

使用されるのは敵対的生成ネットワークと呼ばれる、想像力を持ったAI。そこから生み出される、従来の人の感性では描くことのできなかった絵画を、このプロジェクトのリターンとして手に入れることができるとのことだ。
出典元:プレスリリース
本プロジェクトで開発されるAIは、芸術作品を含む、世界中の様々な画像と文章の繋がりを分析し、人や風景などの形状や色彩と、それらを表現する単語を学習する。十分に学習したAIは、蓄積されたデータから新たなつながりを見出し、このつながりが絵として表現されたときに、世界に1枚だけの、人の生み出す絵画とは完全に異なる芸術が生み出されるという。

今回のクラウドファンディングではAI絵画の作品のデータのNFT(非代替性トークン)をリターンの一つとして出品する。NFTとは、ブロックチェーンを活用したデジタル資産管理のための技術で、近年その価格が大きく高騰するなど盛り上がりを見せている。データをNFTにすることで、ブロックチェーンとしてNFTの取引情報が管理されるため、データの複製や偽造・改ざんが不可能になり、世界で唯一のデータであることを証明することができる。

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