これを機にlastmessageは、デジタル遺言の多角化とサービスの向上をはかり、そのデファクト・スタンダードを目指す。これは、ニューノーマル時代へのライフシフトをしやすくし、人生を豊かにするサポートであると信じているという。そして今回、すべてのlastmessage会員がオプションとして選択できる新機能「カンタン寄付」の提供を開始する。少額からはじめられる手軽な寄付で社会貢献活動をすることを可能にしたとのことだ。
万が一のときに「ラストメッセージ」は発動する。そして、このラストメッセージ(デジタル遺言を発動する機能)は、終焉日確定プロセスを経て予め指定した宛先に届けられる。そのときまでは誰もラストメッセージを閲覧することができない。lastmessageは、ラストメッセージを主機能とし、2020年3月のサービス提供開始から順次に機能を拡充している。ラストメッセージのほかに「やりたいことリスト」、「秘密ボックス」、「ID・パスワード管理」、「生存確認」機能が利用できるようになった。これらに加えて2021年10月6日(水)より、すべてのlastmessage会員が新機能「カンタン寄付」を利用することが可能になった。誰でも小さな社会貢献活動からスタートできるとのことだ。
lastmessageが用意した新機能「カンタン寄付」は、手軽に寄付ができる仕組みだ。サービス内には、寄付を必要としているNPO法人等の団体を500件以上リスト化しており、寄付先団体をカテゴリーやタグで検索して簡単に見つけることができる。これらの候補リストから同時に複数の寄付先を選択することもできる。団体に対しての寄付金額を入力するだけで、面倒な寄付の申し込み手続きはlastmessageが代行する。複数の団体を選択する場合も、入金はlastmessageへの1カ所のみなので、何度も振込をする手間がないことがメリットだという。決済は、クレジットカード払いによる寄付、銀行振り込みによる寄付から選択できる。手軽に社会貢献活動をすることが可能な仕組みでもある。寄付した場合の領収書は、その団体からlastmessage会員宛てに直接送付される。よって、領収書の発行のタイミングはそれぞれの団体の事務手続きによって異なる。lastmessage「カンタン寄付」サービスの利用にあたり、運営およびその代行手数料として寄付先1件ごとに、手数料がかかる。
寄付の広がりが大きくなりつつある中で、ネット上での寄付先探しは難しいと思われがちだったという。この「カンタン寄付」は、これからの寄付の気運を高めていこうという想いから開発に至っているとのことだ。