オンライン住宅ローン比較サービス「モゲチェック」、AIを活用した「住宅ローン審査に通る確率」を上げるためのアドバイス機能を提供開始

オンライン住宅ローン比較サービス「モゲチェック」を運営する株式会社MFSは、2021年10月13日から、人口知能(AI)を活用した「住宅ローン審査に通る確率(融資承認確率)」を上げるためのアドバイス機能の提供を開始すると発表した。利用者の入力情報をAIが分析して信用力を算出し、個人の信用力向上に有効な方法を表示する。利用者はアドバイスに応じた対応をとることで、住宅ローン審査に通る確率を高め、より良い条件の住宅ローンの選択が可能になる。

■取り組みの背景・概要

住宅ローンは金融機関により金利が異なり、金利が0.1%異なるだけで総返済額が50万円以上変わるという。一方で、金利の低い住宅ローンを提供している金融機関ほど審査基準が厳しくなる傾向があり、より良い条件の住宅ローンを借りるためには自身の信用力を高めることが求められる。一般的に金融機関が審査基準を開示することはないことから、これまで住宅ローン利用者にとって自身の信用力や審査に通らない理由の把握は不明だったとのことだ。

MFSは既に自社で取り次ぎを行った1万件以上の住宅ローン審査結果のデータを活用して、年収や勤務形態など各金融機関が住宅ローン審査で重視する項目および審査ロジックを独自に分析。さらに、2021年9月からは機械学習の自動化を支援するDataRobot, Inc.と連携することで、これまでMFS独自の計量モデルで行っていた金融機関の審査に通る確率の計算をAI化し、確率計算の精度向上を進めてきた。

今回さらにAIを活用することで、審査に通る確率を上げるためのアドバイスを提供することが可能になった。これにより、利用者は単に希望する住宅ローンが借りられるかどうかだけではなく、どのようにすれば借りられるようになるかが分かり、より良い条件の住宅ローンの選択が可能になるとのことだ。
出典元:プレスリリース

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