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SASと日本テラデータ、製薬業界のDX推進を目指しAIソリューションの提供で協業

SAS Institute Japan株式会社(以下、SAS Japan)は、エンタープライズ・アナリティクス向けコネクテッド・マルチクラウド・データプラットフォームを提供するテラデータの日本法人 日本テラデータ株式会社と製薬業界で加速するデジタルトランスフォーメーション(DX)に向け協業すると発表した。
SASが提供するクラウドネイティブなAIプラットフォーム「SAS Viya」とテラデータが提供するハイブリッド、マルチクラウドを実現する最新のクラウドデータ分析プラットフォーム「Teradata Vantage(以下、Vantage)」を連携し、製薬業界におけるデータ収集からAIを活用する高度なデータ解析処理の実装までのアナリティクスライフサイクルをワンストップで実現する製薬業界向けAIソリューションを提供する。

医療ニーズの多様化が加速し、製薬業界はグローバルで新薬の研究・開発の競争が加熱している。各社画期的な医薬品の開発に取り組んでいるが新薬開発の成功確率は年々低下し、開発コストは増加の一途を辿り、大手製薬企業の研究開発生産性はこの10年ほどで5分の1の水準まで低下しているという。製薬企業にとってバリューチェーン全体の業務コスト削減と、新薬の着想から市場投入までの期間短縮は重要な課題となっているとのことだ。カギを握るのはデジタルトランスフォーメーションだという。しかし現状は、業務ごとに細分化したシステムによる運用コストの肥大化、部門ごとのデータサイロ化、企業内で標準化されたプロセスやツールが存在せず個別最適になっており、効率化の観点で問題を抱えている。こうした問題を解決する為の環境の整備が求められているとのことだ。

Vantageは、マルチクラウドで、ビジネスで必要となるすべてのデータにアクセスし、ユーザーが利用している様々な言語、ツールで分析することを可能するデータプラットフォーム・ソフトウェアだ。エンタープライズレベルのパフォーマンス、拡張性、可用性を提供し、企業が抱えるデータのサイロ化を解決し、企業全体におけるデータ活用を実現する。SAS Viyaは拡張性の高い最新のアーキテクチャ上で動作するAIプラットフォームだ。Model Opsをサポート、用途別のAIを組み合わせるコンポジットAIを搭載することで、課題に最適な精度の高いモデルの構築を実現する。両ソリューションにより、企業が持つすべてのデータをAIに読み込ませ、短期間で簡易により精度が高いインサイトを獲得し、ビジネス課題を効果的に解決することが可能となる。

今回発表するAIソリューションは、製薬業界特有のデータやプロセスに対応し、研究、開発、製造、営業、マーケティングなど製薬企業のバリューチェーン全体におけるAI活用の推進と最適化を支援する。本ソリューションは研究、開発、製造、営業、マーケティングなど製薬企業のバリューチェーン全体においてAI活用を推進、最適化するためのデータ分析基盤を提供する。製薬企業のバリューチェーンで扱うすべてのデータに容易にアクセスし、データ準備、解析・モデル化、及び、そのモデルを実装することが可能となる。また、作成したモデルはViyaで管理、公開され、再利用も可能だ。その結果、効率的な新薬の研究・開発におけるリードタイムの削減、製造・流通過程における品質管理の効率化、マーケティング・プロモ―ションの最適化といった課題に迅速にAIを活用する事が可能になるとのことだ。
出典元:プレスリリース
SASとテラデータはグローバルで2007年に戦略的提携を締結して以来、製薬業界を注力業界と位置付けている。今回、日本においても日本テラデータとSAS Japanで協業し、共同で製薬業界向けAIソリューションを提供する。創薬のプロセスの圧倒的な効率化を実現し、日本の製薬企業のグローバル市場におけるより高い競争力を確保することを支援するとのことだ。

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