KDDI・ソフトバンクら、北海道と秋田県を結ぶ光海底ケーブルの共同建設協定を締結
■背景
・海底ケーブルは、大陸や島々をつなぐために海底に敷設された通信ケーブルで、インターネットやモバイル通信だけでなく、国際間のスポーツやニュースの映像中継など、世界中で高速・大容量通信のサービスを実現している。
・5Gをはじめとする高速・大容量通信に加え、IoT、AI、DXなどによる産業の多様化や地域社会の活性化 (地域創生) を実現する持続可能な社会を支える基幹インフラとして、光ケーブルの存在感が高まる一方、近年増加する大規模災害に備え、北海道から本州間に安定的な通信サービスを提供するためのネットワークを強靭化する必要がある。
・このような環境の中、複数の通信事業者と相互に協力し、共同建設によりコストの最適化を図り、ネットワークの強化に取り組む。
■概要
・3ルートに分散されている北海道から本州間のネットワークのうち、1ルートを本海底ケーブルに移行することで、安定したネットワークサービスの提供を維持し、既存ネットワークを大容量化する。
・北海道~本州間のネットワーク強靭化に合意した国内企業4社が連携して本海底ケーブルの建設を行う。