筑波山と登山者をつなぎデジタル体験を創出するスマートフォンアプリ「Mount Tsukuba」がリリース
2021/11/1
フラー株式会社は、株式会社ARC 地域研究センター(以下、ARC)、国立大学法人 筑波大学芸術系の原忠信准教授、つくばトレイルガーディアンズ(以下、TTG)、株式会社ターバンと連携し、筑波山と登山者をつなぐスマートフォンアプリ「Mount Tsukuba」を開発したと発表した。
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■安心・安全、新しい登山体験をアプリで実現へ
このような状況の中、筑波山登山アプリ「Mount Tsukuba」は、初心者から上級者まで、誰もが登山の楽しみを味わえる筑波山をより安心・安全に楽しめるよう、“3S(Safety × Sustainable × Share)"の理念のもと、登山道整備を行う団体「TTG」を中心に2021年5月、「Safety × Sustainable × Share 筑波山3Sデジタル体験創出プロジェクト」をスタート。茨城県をはじめ警察や消防、地元企業の協力のもとで開発を進め、リリースに至ったとのことだ。
■アプリのコンセプト・機能について
アプリ内のAR(拡張現実)カメラを起動すると、いつでもどこでもオリジナルデザインの「ARフラッグ」が出現する。登頂時の記念撮影などの際に活用することで、筑波山での体験をより楽しく、特別なものにすることができる。ARフラッグ付きの写真はカメラロールに保存される。
② アプリで簡単に提出ができる「デジタル登山届」
山岳遭難時に警察や消防が捜索・救助活動を行うための手掛かりとなる「登山届」がアプリで簡単に提出できる機能を盛り込んだ。これまで頻発していた登山届未提出による遭難事故発見の遅れを防ぎ、遭難事故対応の迅速化につなげることで、これまで以上に安心・安全な筑波山登山に貢献する。
③ ビーコン連動による新しい登山体験
登山道10コース+2つの山頂に設置されているビーコンをスマホで検知すると、オリジナル缶バッジと引き換えできるアプリ内チケットを獲得できる。多様なコースを楽しむことができることで特定の登山道の混雑緩和や登山客の分散を図るとともに、グッズの収集を一つの楽しみにアプリユーザーが筑波山に再来訪することを促す。
主要機能のほか、アプリをダウンロードするともらえる数量限定チケット「オリジナルボトル水」や「温泉割引チケット」も用意。主要機能以外にも登山開始から下山後までお得に楽しむことができるさまざまなサービスが搭載されている。