静岡県立大の研究室で人・モノが動く現場のデジタルツインを構築する「3Dシミュレーションソフト」を導入
2022/1/11
株式会社ゼネテックは、人・モノが動く現場のデジタルツインを構築する、世界的に実績の高い3Dシミュレーションソフト「FlexSim」が、静岡県公立大学法人静岡県立大学の薬学部医薬品情報解析学研究室に導入されたと発表した。
同研究室では、次のような教育・研究に利用されている。
・社会情勢の変化を予測し、患者のニーズを正確に把握、より質の高い医療を提供
・業務内容を可視化し、定量的に評価
・医療現場へのシミュレーションの浸透(そのため、プログラミングの専門家でない医療従事者でも使いやすい「FlexSim」を導入)
静岡県立大学 薬学部薬学科 講師の古島大資氏は次のように述べている。
「医療現場の課題の解決に向けてFlexSimの導入を決めた要因は2点です。1つ目はプログラミング不要でシミュレーションモデルが作成できることと、シミュレーションモデルが綺麗なことです。医療分野では使いやすさと見せ方が重要です。2つ目は医療分野の3Dモデルが豊富に用意されていて、実際の病院や薬局のレイアウトが簡単に再現でき、人の動線も検証できる機能を評価しました」