KIYONO、クラウドPOSレジ「スマレジ」の取次店パートナー契約を締結

株式会社KIYONOは、株式会社スマレジが提供する高機能クラウドPOSレジ「スマレジ」の取次店パートナー契約を締結したと発表した。これにより、KIYONOが進める顧客データの統合を起点としたデータマーケティングのトータル支援において、POSデータの取得・連携の仕組みを構築することが可能となったとのことだ。

■「スマレジ」取次店パートナー締結の背景

昨今、企業はデジタル化により複雑化した生活者の購買行動に合わせ、多様な販売チャネルを用意し、心地よく便利な顧客体験を提供することが競争優位性の源泉のひとつになっている。デジタル上での購買を可能にするECサイトやスマホアプリの開発などが代表的な販売チャネルの拡充にあたる。その上でユーザーが当たり前に企業に要求する顧客体験のひとつとして、オフライン店舗、ECサイト、スマホアプリのあらゆる販売チャネルで自分自身を同一のユーザーとして捉えた購買体験(ポイントや購買履歴、レコメンド連携等)があるという。

このような顧客体験の提供にはオフライン店舗とデジタル店舗とのデータ統合が不可欠だ。これまでのPOSシステムの場合、POSベンダーのデータセンターに格納された購買データを取得することに多くの時間とコストをかける必要があり一種の技術的負債となっていたという。

これに対し、KIYONOが持つ「MAGNET CDP」と「スマレジ」が連携することによりオフライン店舗とデジタル店舗とのデータをシームレスに統合することが可能になり、導入する企業においては低コストかつ短時間で自社が囲うユーザーに対し、最適で心地良い顧客体験を提供することが可能になり、延いてはマーケティングのDX化が容易になったとのことだ。

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