「2022年最新版 有料キャリア相談サービス カオスマップ」が公開

新型コロナウイルス感染拡大が続く中、ますますキャリアにおける先行きの不透明さが増しているという。また、技術進化とともに働く環境も目まぐるしく変化する中で、キャリア相談のあり方も変わっているとのことだ。

これまでの日本におけるキャリア相談サービスは、主に無料で提供されてきた。無料サービスが故に、気軽にサービスを享受できるが、一方で、採用企業に対する採用支援サービスという側面が強くなってしまうため、サービスを受ける人や状況によっては、満足にサービスを享受できないケースが発生しているという。そのような中、転職目的だけではない、キャリア相談サービスとして、「有料キャリア相談サービス」を開始する企業が増えているとのことだ。

相談を依頼する人が、相談すること自体に費用はかかるものの、完全に個に寄り添ったサービスを受けることができるため、相談者も本音で相談しやすくなる。また、転職活動を行う際も、自分自身で直接応募をすることで、採用企業が余計なコストを支払うことなく採用できることから、採用率の向上につながっているという。

今回、このように、有料キャリア相談サービスのニーズの高まりに伴い、本カオスマップを作成したとのことだ。

前提として、有料サービスであること・個別相談サービスであること・キャリア（仕事全般）に関する相談ができることとして、選定されている。以下、本カオスマップのカテゴリー詳細。

・転職相談/キャリアコーチング：主に現職や転職、キャリアにおける悩みを相談できるサービス。単発での相談から、長期的にコミットすることで、目的達成をサポートするサービスまで多岐に渡る。

・コーチング：未来の目的に対して、対話や問いを通じて、自身で課題や解決方法を見つけるサポートを行うサービス。キャリアだけでなく、あらゆるテーマに対応している。

・カウンセリング：深いヒアリング・傾聴を通して、現在の悩みを解決するサポートを行うサービス。コーチングとの違いは、主にその目的が未来に対するものか、現在の問題に対するものかにある。例えば、パワハラや現職での人間関係の悩み等の相談も可能だ。

・ナレッジシェア/有識者相談：各業界・ビジネス領域におけるプロフェッショナルや有識者、経験者に話を聞くことができるサービス。知識・知見（＝ナレッジ）をシェアしてもらうことができる。

・有資格者検索サイト：国家資格キャリアコンサルタントをはじめとして、キャリアコンサルティング技能士や産業カウンセラー等のキャリア相談に関連する資格を保有している人を検索する事ができるサイト。

・シニアミドル世代特化：40代以降のシニアミドル世代のキャリア相談を強みにするサービス。

・IT特化：IT人材のキャリア相談を強みにするサービス。

・女性特化：女性のキャリア相談を強みにするサービス。