不動産・建設AIアプリ「オートカルク」、iPhone・Androidのアプリ版が登場

ツバイスペースは、不動産・建設AIアプリ「オートカルク」の2017年発表後、非公開で自社運用していたものが、今春、スマートフォンアプリとして登場すると発表した。

アプリで写メをとって送ると、一番資産価値の出る最適なアパートプランを入れてくれる。現状のアパートの査定だけでなく、建て替え時の最適プランも3Dで建設して計算する。
出典元:プレスリリース
アパート投資は、景気の良し悪しにかかわらず、長らく資産形成の選択肢の一つとして人気だ。しかし、2018年に起こった「かぼちゃの家」騒動や、それに続く「スルガショック」、大手アパート建設会社の再編等の中、銀行のアパート融資もしばらく自粛が続いていたという。この問題についての本質は、アパートの収益計画について、不動産投資家が販売業者の予測を鵜呑みにして、頼っていることが多い点にあるとのことだ。コロナが落ち着きを見せる中、東京の郊外の不動産投資が注目されつつあるものの、この状況がいまだ解決しているとは言い難いという。実際、かぼちゃの家の販売時には、オートカルクの賃料の2−3割高い賃料が設定してあったり、永続性は不動産業界関係者の間では非常に疑問視されていたという。

ツバイスペース・ジャパンとさまざまに連携していた、PRESI・PRESI建設では、PRESIのアパートシリーズを2017年から販売し、市場価格より2割程度安い価格で低粗利で販売し(グロスレート、キャップレートは逆に2割高い)六本木ヒルズなどで不動産投資セミナーを開催するなど、東京都の中心部の土地つきのアパートを50棟程開発。2年で100億円程度を達成したという。2022年に入り、コロナ禍で一旦停止していたアパート開発事業を再開するにあたり、オートカルクのアプリも発表することになったとのことだ。

今回は、日本国内の不動産投資家のうち、土地評価を鑑み、東京都、神奈川、千葉、の不動産保有者に限定して、アパートプランの提供、建て替え時のプランの提供を行うことになった。多数の応募が予想されるため、初月300名限定とし、翌月以降に対応を拡大するとのことだ。
出典元:プレスリリース

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