primeNumber、Salesforce Venturesからの資金調達でシリーズBラウンドをセカンドクローズ

株式会社primeNumberは、米国セールスフォース・ドットコム(以下、米国Salesforce)の投資部門であるSalesforce Ventures(セールスフォース・ベンチャーズ)を引受先とした第三者割当増資により、シリーズBラウンドの資金調達を完了したと発表した。今回の資金調達は、2021年12月15日に発表したシリーズBラウンドのセカンドクローズとなる。同時にprimeNumberは、2020年1月にSalesforce AppExchange上で「trocco」の提供開始に続き、Salesforce製品との連携をより強化し、企業のデータ活用を促進する。

■primeNumberとSalesforceの連携強化の狙い

primeNumberの提供する「trocco」は、ユーザーの持つ膨大かつさまざまな種類のデータを、自動で企業のデータ基盤へ統合するクラウド型サービスだ。企業はこれらの統合されたデータを分析することで、自社のビジネス成長に繋げることができる。

Salesforceは、マーケティング、セールス、コマース、サービス、ITなどの全ての部署がどこからでも一体となって仕事ができるように支援し、顧客一人ひとりの情報を一元的に共有できる統合CRM(顧客管理)プラットフォームを提供している。

今回「trocco」とSalesforceの製品との連携を強化する。企業は「自社の各システムからSalesforceへ」「Salesforceから自社の分析基盤へ」データを統合することが可能となる。

また、すでにSalesforceを利用している顧客はSalesforce AppExchangeからも「trocco」にアクセスする事が可能だ。
出典元:プレスリリース

■引受先からのコメント

株式会社セールスフォース・ジャパン 常務執行役員 Salesforce Ventures 日本代表パートナー 浅田 賢氏
「デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展に伴い、企業において様々なクラウドサービスの活用が進む一方で、各サービスに蓄積されたデータの抽出・統合・分析作業を効率的かつ効果的に行うニーズはかつてない高まりを見せています。primeNumber社のtroccoはSalesforce製品と様々なデータソースとの連携の自動化を可能にし、データ活用を推進する上での不可欠なツールとなる事が期待されています。今回の出資を通じてprimeNumber社の更なる事業拡大をご支援できることを嬉しく思います」

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