AI家畜管理サービス「PIGI」、NTT東日本の「スマート畜産」普及に向けた実証実験に協力

株式会社コーンテックは東日本電信電話株式会社 神奈川事業部(以下、NTT東日本)と神奈川県内で畜産業を営み、「あつぎ豚」等を生産している有限会社臼井農産が、日本電信電話株式会社 アクセスサービスシステム研究所(以下、NTT AS研)と連携して行う、「スマート畜産」普及に向けた無線通信環境の通信品質に関する実証実験に協力機器として「PIGI」を提供したと発表した。

コーンテックとNTT東日本では「スマート畜産」普及に向けて、既存設備でも容易に導入が可能なシステム構成を基本に、畜産現場での多様な実証実験を行っている。

今回、各種システムを運用するために必要不可欠となる通信領域を高品質で安定提供できるよう、NTTグループのアクセスネットワークに関する研究開発機関であるNTT AS研と共同で、畜産現場でプラチナバンドのIoT向けWi-Fi「IEEE802.11ah」の活用有無を検証する実証実験をNTT東日本が行うにあたり、ネットワークを介して活用するソリューションサービスとして、AIとビッグデータを活用し勘と経験に頼らない養豚を実現するAI家畜管理サービス「PIGI(ピギ)」を提供したとのことだ。

なおIEEE802.11ahの導入や運用に当たっては、本規格の国内利用実現に向けて活動している、802.11ah推進協議会と連携している。

今後も、本取り組みにて集積したデータを活用 (AI等による分析、活用等)し、臼井農産は最高品質の豚肉の提供を目指していくとともに、NTT東日本とコーンテックは、神奈川県内における養豚業へのIoTサービス導入のサポートを実施していくほか、各種連携等により養豚業の発展に向けた新たな仕組みづくりを検討するとのことだ。

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