デジタルファッションブランド「XXXXTH」、AIを活用したコレクション「AI-SCREAM」を発表
2022/2/24
株式会社既読は、同社が運営するデジタルファッションブランド「XXXXTH(フォックス)」が、AIやブロックチェーン技術の開発を専門とする株式会社XNOVA協力のもと、AI技術「敵対性ネットワーク(GAN)」を用いたコレクション「AI-SCREAM」を発表した。NFTマーケットプレイス「OpenSea」にて対象アイテムの購入が可能だ。
例えば、2018年に行われた世界的なアートオークションである「Christie's」に、AIによるアート作品が出品された。結果、予想価格の43倍ともなる$432,500で落札されたという。この出来事は、AIにもクリエイティブな作品をつくることは可能であり、評価も得ることが可能であるということを証明したのではないかという。
そこで今回、同社は改めてAIの価値を確かめるべく、帽子のテキスタイルデザイナーとしてAIを起用し、アイテムを開発・販売するに至ったとのことだ。テキスタイルデザインの制作にあたり、AI・ブロックチェーン技術の開発を専門とする株式会社XNOVAが協力し、Christie'sへ出品したAIと同じ「GAN(敵対的生成ネットワーク)」と呼ばれる技術を使用している。本件は、常に進化し続けるAIが、クリエイターを脅かす存在になるのか、人間を超える感性を持ち得るのかを確かめるものであり、「クリエイターのAIに対する悲鳴=AI-SCREAM」をテーマにしたプロジェクトとのことだ。
■「AI-SCREAM」プロジェクト概要
第1弾
テーマ:2045年のNEO TOKYO
XXXXTHが、初めて出品したコレクション「メタバース化された東京=NEO TOKYO」を
AIはどのように表現するのか?
販売日:2022年2月24日 17時(JST)
販売価格:0.05ETH
第2弾
アイテム名:AI-SCREAM:#11 ~ #20
テーマ:“愛”とは
AIは”愛”を理解できるのか?そして、どんな表現をするのか?
購入ページ:第1弾と同じコレクションページに追加される。
販売日:2022年2月28日 17時(JST)
販売価格:0.05ETH
第3弾
アイテム名:AI-SCREAM:#21 ~ #30
テーマ:コミュニティ
人間は多種多様な人同士が、信頼関係や利害関係の上に社会的なつながりを形成している。
AIにそういった感覚は理解できるのか?
購入ページ:第1弾と同じコレクションページに追加される。
販売日:2022年3月3日 17時(JST)
販売価格:0.05ETH
第4弾
アイテム名:AI-SCREAM:#31 ~ #40
テーマ:物語をつくる
人間は、様々な経験や価値観を物語に昇華させ創作物をつくりあげる。
「物語を作って」とAIに指示したときに、どのような表現をしてくるのか?
購入ページ:第1弾と同じコレクションページに追加される。
販売日:2022年3月7日 17時(JST)
販売価格:0.05ETH
第5弾
アイテム名:AI-SCREAM:#41 ~ #50
テーマ:カルチャー
人間は、これまでの歴史の中で様々な文化をつくりあげてきた。
AIは、文化形成に対してどのような捉え方をするのか?
購入ページ:第1弾と同じコレクションページに追加される。
販売日:2022年3月10日 17時(JST)
販売価格:0.05ETH