「子供見守りGPSサービス満足度調査」が実施

共働き世帯は年々増加し、子育て世帯の約7割は日中保護者が不在となる中、新型コロナウイルスの影響もあって地域の見守りなどは減少傾向にあるという。一方で、子供の通園通学、塾や習い事への行き帰りの安全を見守るためにテクノロジー活用の需要が高まっている。中でも、子供見守りGPSサービスは注目され、大手からベンチャーまでさまざまな企業が参入している新市場だ。本調査では、数ある子供見守りGPSサービスの中より、最も利用されているサービス、及び利用者の満足度が高いサービスについて実態を把握すべく、調査を実施したとのことだ。

今回の調査では、「子供見守りGPSサービス」Google検索上位10社を対象として、4歳〜小学6年生の子供がいる30、40代の男女29,042サンプルに対し調査を実施し、子供見守りGPSサービスの認知や利用状況を聴取した。続いて、その中から「子供見守りGPSサービスの現利用者」を抽出し、現利用者が100サンプルを超えた4サービスについて利用満足度を聴取し、比較した。　

「子供見守りGPSサービス」Google検索上位10社
（2022年2月15日時点）※まとめサイトを除く
GPS BoT（ビーサイズ株式会社）　
みもり（ドリームエリア株式会社）　
まもサーチ（株式会社IoTBank）　
みてねみまもりGPS（株式会社ミクシィ）　
Soranome（株式会社グローバルコネクション）　
otta.g（株式会社 otta）　
キンセイGPS（株式会社ハムステッド）　
goo of things いまここ（エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社）　
みまるく（モリトジャパン株式会社）　
FamilyDot（ソースネクスト株式会社）　

「子供見守りGPSサービス」 現利用者数上位4社
GPS BoT（ビーサイズ株式会社）
みもり（ドリームエリア株式会社）
まもサーチ（株式会社IoTBank）
みてねみまもりGPS（株式会社ミクシィ）

1.「子供見守りGPSサービス」自体の認知実態

「子供見守りGPSサービス」自体の認知度を見ると「知っている」が64%となった。

2. 「子供見守りGPS」各サービスの認知度

各サービスの認知度は、1位が「みもり」（14％）、2位が「GPS BoT」（13％）、3位が「まもサーチ」（11％）で、上位3サービスは10%を超える認知を獲得していることがわかった。

3.「子供見守りGPS」各サービスの利用率

各サービスの現在利用率は、1位が「GPS BoT」（3.7％）、2位が「みもり」（2.5％）、3位が「まもサーチ」（1.6％）だった。

4.「子供見守りGPS」各サービスの総合満足度

各サービスの総合満足度については、とても満足、満足、やや満足、どちらともいえない、やや不満、不満、とても不満の7段階で質問し、平均点を算出した結果、「GPS BoT」が5.82点で1位と、他サービスと比較して、満足度が高いことが見て取れる。

5.「子供見守りGPS」各サービスの項目別満足度

各サービスの項目別満足度については、総合満足度で1位の「GPS BoT」が、全調査項目18項目の内、16項目で１位という結果だった。GPS BoTは、端末価格やアプリの使いやすさ、また端末の持ち込みやすさや複数人で見守れるなどが高く評価されている。次に満足度の高い項目が多かった「みてねみまもりGPS」は、充電の持続時間や運営会社の信頼性が評価された。

調査概要
調査対象：4歳〜小学6年生の子供を持つ30,40代の男女（全国）
調査手法：インターネットリサーチ
調査期間：2022年2月25日～2022年2月27日
有効回答数：事前調査29,042サンプル ⇒ 本調査681サンプル
調査主体：株式会社アイディエーション