ゼロボード、個人の活動により排出されるCO2を実質ゼロにするカーボンオフセットアプリ「zeroboard me」の提供を開始

株式会社ゼロボードは、個人の活動により排出されるCO2を実質ゼロにするカーボンオフセットアプリ「zeroboard me(ゼロボードミー)」を開発し、2022年3月16日に提供を開始したと発表した。

■開発に至った背景

世界的な脱炭素化の流れの中、金融市場や取引先から事業活動に伴うCO2をはじめとしたGHG排出量の把握と開示、さらに削減への取り組みが求められている。その社会的要請に応えるため、同社は企業や自治体向けに、GHG排出量の算定・可視化クラウドサービス「zeroboard(ゼロボード)」を開発・提供している。「zeroboard」を活用することで、「GHG排出量を開示し、脱炭素経営を推進する」という企業課題には応えられるものの、「進行する気候変動に歯止めをかけるために、消費者の意識を高め行動変容を促す」という社会課題を解決するためには、消費者を巻き込んだ取り組みが必要だという。そこで同社は、個人の活動によって排出されたCO2を算定して見える化し、カーボンオフセットができるアプリ「zeroboard me」を開発したとのことだ。

■「zeroboard me」とは

個人の活動によって排出されたCO2を算定して見える化し、カーボンオフセットができる、BtoC企業向けのアプリだ。通常小口取引ができないJ-クレジットなどの環境価値を同社が在庫として持ち、そこから消し込むことで小口でのカーボンオフセットを実現できるシステムを構築した。カーボンオフセットを行うと、その証明書となる各種SNSへの投稿用フレームがダウンロードできる仕組みとなっている。SNSに投稿しシェアすることは、個人が行った脱炭素アクションを広く共有し、その行動への共感を呼ぶことに繋がる。それが連鎖することにより、徐々に消費者の環境への意識を高め、脱炭素化実現への一助となるという。消費者の目線に立ち「環境に配慮するライフスタイルはカッコいい」という世界観を作るとのことだ。
出典元:プレスリリース

■「zeroboard me」の特長

出典元:プレスリリース
・多くの人に馴染みのあるLINEミニアプリを使用
・活動量(種類)を選択(入力)するだけで、CO2排出量からカーボンオフセット料金を算定
・任意でカーボンオフセットをすることが可能
・LINEPayでの支払い機能を付加予定

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