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飲食店がレシピを収益化できる飲食店応援アプリ「foodrobe」iOS版がリリース

株式会社foodrobeは飲食店がレシピを収益化できるアプリ「foodrobe」のiOS版を2022年3月29日にリリースしたと発表した。

■アプリの特徴

・レシピ閲覧で飲食店を応援できる
行きつけの飲食店や日本全国にあるさまざまなジャンルのプロのシェフのレシピを閲覧したり、料理に活用することで、閲覧回数に応じた収入が飲食店に入る。

・ミシュラン星つきシェフによる「美味しい」と「健康」の矛盾を解消した神レシピも
プロのレシピによって家庭では困難と言われていた「美味しい」と「健康」の両立が叶えられる。

・検索で見つけにくいマイノリティレシピもカバー
今までヴィーガン、プラントベース、アレルギーなど食に制限があると検索してもレシピがなかったり、試しに作ってみても味が薄かったりと満足できる味にならなかったという。このアプリでは種類豊富なため今までなかったレシピを見つけることができ、同時にプロのコツで化学調味料不使用でもうま味や香りの出し方がわかる。

・生産者や漁師の応援や地方創生にも
飲食店のシェフは地域食材やテロワールの情報発信を通じて生産者や漁師を応援したいという想いがあるという。家庭で料理をする人はコラム機能に記載された旬の情報、産地特性、生産者の想いやこだわりを読む事で食材選びや調理がより楽しくなり、それが生産者や漁師の応援となり地方創生にもつながる。
出典元:プレスリリース

■背景

きっかけは行きつけのイタリアンのオーナーシェフが店で苦悩する姿をはじめて見たときだという。そのお店は、いつもは満席で賑わうはずが新型コロナウイルス感染症の影響により閑散としていたという。店を助けたいという想いから試行錯誤して生まれたのが、飲食店が費用0円で自作のレシピさえあれば収入が得られるアプリの「foodrobe」とのことだ。飲食業界全体に目を向けると、2019年12月8日中国の武漢にて検出されて以来、世界中に感染拡大した新型コロナウイルスにより飲食店は営業自粛を余儀なくされ経営難により飲食店の閉店数は世界中で55万店、日本国内だけでも4万5千店(2021年10月現在)にも上っているという。そこで、全国の飲食店がこのアプリを活用し、コストをかけずに新たな収入源を得ることで直面する未曾有の困難を乗り越え店を継続してほしいと願っているとのことだ。

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