エイベックス、講談社、大日本印刷、音楽 × 仮想世界プロジェクト「十五少女」の第一期活動を発表

大日本印刷株式会社(以下、DNP)は、エイベックス株式会社、株式会社講談社と共同で編成した「子供都市構想」の取り組みとして、音楽×仮想世界プロジェクト「十五少女」の第一期活動の全貌を発表した。

■「十五少女」共同プロデュースの狙い

多数のコンテンツホルダーとともにさまざまな事業を展開しているDNPは今、独自コンテンツとしてバーチャル・アーティスト「十五少女」を創出し、展開していく取り組みを進めている。生活者は現在、いつでも・どこでも・あらゆるメディアから情報を受け取ることが可能になっており、コンテンツの楽しみ方が多様化している。漫画やアニメ、小説や音楽といったジャンルや表現形態の垣根もなくなってきており、そのなかでDNPは、聞くだけや読むだけではなく、音楽と物語とVR等も含めた映像を融合させて「十五少女」の新たな楽しみ方を生み出し、生活者に届けるとのことだ。

■「子供都市構想」の概要

エイベックス・講談社・DNPの3社を中心に編成され、「十五少女」の仮想世界を構築していくプロジェクトチームだ。仮想少女15人からなるバーチャル・アーティスト「十五少女」は、エイベックス所属の音楽アーティストとして、2021年4月1日に楽曲「逃避行」でメジャーデビューした。今回、キャラクターや世界観の「可聴化」をエイベックスが、「可視化」をDNPが担当し、両社は国内外のアーティストを加えたチームで「十五少女」が暮らす現実世界と似た、もう一つの別世界であるパラレルワールド「子供都市」を構築する。また、講談社が「可読化」を担当し、「十五少女」の物語を小説にして、講談社が運営する文芸ニュースサイト「tree」にて無料公開する。

1.小説「竹虎レオナの場合(前篇)」
「十五少女」のキャラクターのひとり、竹虎レオナの生い立ちや成長、さまざまな出来事などを小説化する。執筆は、「ルヴォワール」シリーズや「Fate/Grand Order」などのゲームシナリオを手掛ける円居挽(まどいばん)氏が行う。
出典元:プレスリリース
2.「十五少女」×バーチャル秋葉原 supported by 「子供都市構想」を公開
DNPは合同会社AKIBA観光協議会とともに推進する「バーチャル秋葉原」のオープンと同時に、2022年4月1日から「十五少女」×バーチャル秋葉原 supported by 「子供都市構想」を公開。仮想世界の秋葉原万世橋エリアを「十五少女」のビジュアルでジャックし、MVの提供を開始した。利用者の分身であるアバターを操作し、秋葉原の景観の特徴である商標の看板等も、地域の事業者の協力によって再現された空間内で「十五少女」の世界観に触れることが可能だ。
出典元:プレスリリース
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