メタバースプラットフォームを運営する「クラスター」とデジタル教育施設「REDEE」、協業に向けてトライアルを開始

レッドホースコーポレーション株式会社は、デジタル教育施設「REDEE(レディー)」が、クラスター株式会社とメタバースを活用した次代のクリエイター育成のための協業に向けてトライアルを開始すると発表した。

今後、REDEEでメタバースを活用した小中学生向けのプログラミングやクリエイティブ系のカリキュラムの開発・実施から、将来的には高校生や大学生向けのクリエイティブ系カリキュラムの開発にも着手し、子どもたちにメタバースを通じた学びを提供し、未来のクリエイター育成に取り組むとのことだ。

■REDEEで次代のクリエイター「clusterクラスターキッズクリエイター」を育成

子どもたちに新しいスキルの発見と将来の職業選択としての気づきを与えられる環境を提供したいという思いを実現すべく、今回、REDEEとメタバースのプラットフォーム運営会社クラスター株式会社が、子どもたちのメタバースを活用した新たな「学び」の提供に対する協業に向けてまずはトライアルにて取り組むことを合意したとのことだ。

クラスター社は誰もがバーチャル上で音楽ライブ、カンファレンスなどのイベントに参加したり、友達と常設ワールドやゲームで遊ぶことのできるメタバースプラットフォームを展開しており、参加者はスマホやPC、VRといった好きなデバイスから入ることができる。一方、REDEEは大阪府吹田市のエキスポシティ内にあるデジタル教育施設で、子どもたちに本物のデジタルを利用した楽しみながら学ぶ空間を提供している。今回の両社の合意により、クラスター社公開のクリエイティブメニューを活用し、REDEEで学習カリキュラムの開発、実施から講師育成等を進め、REDEEに通う子どもたちに新しいスキルの発見と将来の職業選択としての気づきを与えられる環境を提供し、育成に取り組む。
出典元:プレスリリース

■メタバースの世界から学ぶREDEEカリキュラム

REDEEでは、初級向けとして小学校低学年以下の子どもたちに対しワールドクラフト機能(clusterアプリ内機能)を活用したカリキュラムを実施する。また、中級向けには小学校高学年以上を対象にClusterCreatorKit機能(Unity)を活用したカリキュラムとして、メタバースとプログラミング等を組合せたクリエイティブな教育を行う。そして近い将来は、上級向けとして、高校生や大学生を対象にした、より高度なカリキュラムを開発していく予定だという。

4月半ばから単発型の1dayキャンプにてメタバース体験を広げていき、5月(予定)からは継続型のスクール形式で本格的にメタバースの世界を体験しながら学ぶ機会を作る。メタバースを知り、体験し、作ることを順序立ててカリキュラムで展開していく予定だ。スクールの終了後は、成果発表会も計画しているとのことだ。
出典元:プレスリリース

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