テラモーターズ、EV充電インフラの普及を目指し電気工事網を全国に構築

Terra Motors株式会社(以下、テラモーターズ)は、EV充電インフラ「Terra Charge」を普及すべく、全国での電気工事を可能としたと発表した。

事業開始直後より全国各地のマンション管理組合、マンション管理会社より多数の問合せがあったことを受け、グループ会社であるTerra DX Solutions株式会社(以下、テラDX)で培った全国対応の災害復旧事業のノウハウを活用することで、全国の電気工事に対応したとのことだ。

■全国電気工事網を構築した背景

2035年までに新車販売で電動車100%の実現を目指す日本において、EVの充電サービスも増えつつある。しかし、実際に設備導入をするためには、ノウハウを持つ電気工事会社との連携が必須となり、EV充電設備の開発が進んでも、設置が限定的にしか進まないというのが現状だという。また、全国規模で工事を可能にするには電気工事会社との巨大なネットワーク構築が不可欠だが、全国の電気工事ネットワークを築くことはこれまで困難とされてきたとのことだ。

テラモーターズは、グループ会社であるテラDXが大手損保会社と連携して建設業界において培ってきたネットワークを活かし、全国で対応可能な電気工事ネットワーク(全国に647社の電気工事会社ネットワーク)の構築に成功。EVをより身近にするために、「Terra Charge」が日本全国で利用できるようになることを目指す。

「Terra Charge」は、記者会見での発表から2週間だが、全国の大手マンション管理会社、マンション管理組合より多数の問合せがあったという。実際の導入には「Terra Charge」のシステム、ハードだけでなく、現場での電気工事施工、実行がより重要となる。全国のマンション管理会社の要望に迅速に応えるべく、テラDXと連携して全国の電気工事ネットワークの整備を進めてきたとのことだ。

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