滋賀県とカヤック、ローカルDXの実現に向けた連携協定を締結
2022/5/9
株式会社カヤックは、滋賀県と、滋賀県のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進による、地域の魅力発信・関係人口の拡大と地域コミュニティの維持・活性化を図ることを目的に、2022年5月9日に連携協定を締結したと発表した。
■背景と目的
■具体的な取り組み
滋賀県は全国への効果的な発信に向けて、移住・関係人口のデジタルプラットフォームである「SMOUT」を滋賀県及び県内13市町(大津市、彦根市、長浜市、近江八幡市、甲賀市、湖南市、高島市、東近江市、米原市、日野町、愛荘町、甲良町、多賀町)に導入する。これまで県や各市町、民間業者が各自のプラットフォームで発信していた地域情報やユーザーの情報を「SMOUT」のデータベースに一元化し、可視化する。また、登録者と地域が双方向にコミュニケーションがとれるSMOUTの特徴を活かし、滋賀県との「かかわりづくり」を進めることで、県内の地域課題などに対する人材をマッチングする。
<SMOUTサイト>
日本で17地域に導入されている「まちのコイン」を滋賀県内で導入する予定だ。本通貨を導入することで、地域ごとの価値や可能性を掘り起こし、お金で買えない「つかう」「あげる」体験を提供する。またコインを媒介に、地域を訪れる、巡る人を増加させ、地域内外の人が楽しみながらつながりを深めることで、「まちのにぎわいづくり」を目指す。
<体験例>
カヤックは地域の実情把握とデジタル技術の活用に秀でたエリアコーディネーターを滋賀県内の事業者と連携することで配置し、「SMOUT」と「まちのコイン」を効果的に運営するための支援を行う。