動態管理サービス「DoCoMAP」、日本全国の雨雲の発生状況をリアルタイムに確認できる「雨雲レーダー」機能を追加

株式会社ドコマップジャパンは、車両の位置情報でリアルタイムに動態管理ができるDoCoMAPサービスに新たに「雨雲レーダー」機能を2022年5月より追加したと発表した。

本機能は、気象庁が出している高解像度降水ナウキャストのデータを使用し、日本全国の雨雲の発生状況をリアルタイムに確認できる機能だ。250m四方の単位で5分毎に更新される気象レーダーの観測データを活用することで、精度の高い最新の雨雲情報の提供が可能だ。

今回の機能追加により、車両の位置情報を表示したDoCoMAP上に雨雲の発生状況を重ねて表示、リアルタイムに車両と雲の様子を同時に確認することができる。さらに、過去1年間の情報をクラウドで保存するため、いつでも過去に遡って車両位置と雨雲状況を確認することができる。なお、本サービスはDoCoMAPの標準機能として提供し、追加の費用などは無く、全てのDoCoMAPユーザーに提供する。

開発の経緯としては、これまで動態管理サービスに気象情報などの情報を表示させるサービスが少なく、多くの利用者は別の専用サイトから雨雲情報を確認する必要があり、車両の位置情報と雨雲の様子を同画面で確認することが困難だったという。しかし、運送企業の中には水濡れを気にする荷物や天気に左右される運行等も多くあり、常に雨雲の状況を確認することが重要だった。ドコマップジャパンではこのような需要にも対応すべく、車両の位置情報と雨雲状況を同時に確認できるプラットフォームの開発に至ったとのことだ。

イメージ図
出典元:プレスリリース
主な機能
・現在の雨雲レーダー確認
・過去1年間の雨雲レーダー

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