CO2回収設備のNFTオーナーになれるWeb3気候テックサービス「CAPTURE X」が事前登録を開始

株式会社bajjiは、気候テックサービス「CAPTURE X(キャプチャー エックス)」が、ESGアクセラレータープログラム「MUFG ICJ ESGアクセラレーター」において、日本IBM賞、東京センチュリー賞、ICJ賞を受賞。またサービスの事前登録を開始したと発表した。

■「CAPTURE X」とは

脱炭素社会(カーボンニュートラル)に向けて世界が動き始めている。1年間で約400億トンのCO2が排出されおり、0.4億トンのCO2は回収され利活用が始まっている。カーボンニュートラルな社会になるためには、CO2の排出量を減らすのと同時に、現在の数百倍規模まで回収量を増やすことが求められている。「CAPTURE X」はCO2の回収を1つの大きなターゲットとしたWeb3気候テックサービスだ。
出典元:プレスリリース
「CAPTURE X」は、CO2回収設備やメガソーラー設備など、脱炭素社会に向けた設備のデジタルツインNFTマーケットプレイスだ。NFT購入によって設備のデジタルオーナーになると、各設備の日々のCO2回収量をチェックすることができる。デジタルオーナーはCO2回収量に応じてマイルを獲得でき、貯めたマイルでエコな買い物ができるようになる。「CAPTURE TO EARN」というWeb3コンセプトを取り入れることで、2050年脱炭素社会の実現に向けた動きを加速することを狙っているという。

地球温暖化問題はCO2の排出が最大の原因といわれており、個々人の行動変容が重要だ。しかし、車の運転を控えたり買い物時にマイバッグを持参するなど、CO2削減のための様々な取り組みが掲げられる一方で、目に見えないCO2というものに対して身近に感じづらく、行動が続かないという課題があるという。「CAPTURE X」では、自身がデジタルオーナーとなった設備のCO2回収量が日々可視化されることから、「CO2削減」をより身近に感じることができるとのことだ。

今回のアクセラレータープログラムでは、同社が企画開発する「CAPTURE X」が、一般消費者にとってなじみが薄かった脱炭素ハードテックとの橋渡しとなることや、それによりCO2の削減・利活用が身近に感じられること、地方創生(ふるさと納税)との組み合わせ、またデジタルツインと日本のアニメやゲームキャラクターとの連携の可能性、そして世界中の設備を対象とできることによるサービスの広がりについて評価されたとのことだ。
出典元:プレスリリース

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