三井住友銀行、カーボンクレジット取引の決済プラットフォーム「Carbonplace」に参画
2022/5/13
株式会社三井住友銀行は、カーボンクレジット取引の決済プラットフォーム「Carbonplace」に設立メンバーとして参画したと発表した。
パリ協定の採択以降、グローバルにカーボンニュートラルに向けた動きが加速する中、企業によるGHG(Green House Gas)排出量削減の取組に加え、カーボンクレジットの活用に対する期待も高まっている。三井住友銀行は、国内外の顧客が、質の高いカーボンクレジットに簡単にアクセスする機会を提供するため、本プラットフォームに参画することとしたという。また、本件は株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下、SMBCグループ)が2022年4月に公表した、サステナビリティ投資枠の第一号案件となる。
SMBCグループは、サステナビリティ関連のソリューションの提供、新たなサービス開発、およびノウハウ蓄積を目的として「SMBC Group GREEN Innovator」を展開している。三井住友銀行はボランタリーカーボンクレジットの市場拡大および品質の向上を目的に活動するTSVCMに参加すると共に、経済産業省が推進する「GXリーグ基本構想」にもいち早く賛同する等、カーボンクレジットの活用を重要な脱炭素化ソリューションの一つとして位置付けているとのことだ。