大林組とパナソニック コネクト、建設作業員へのサービス提供に向けた顔認証統合IDプラットフォーム構築に着手

株式会社大林組と、パナソニック コネクト株式会社は共同で、建設作業員への多様なサービス提供に向けた顔認証を活用した統合IDプラットフォームの構築に着手し、通勤時のシャトルバスへの乗降確認や入退場時のセキュリティチェックなどを想定した顔認証の実証実験を実施したと発表した。

出典元:プレスリリース
建設業界では、現場の働き方改革や若年層の採用強化に向けて、建設作業員の就労環境における快適性向上や労働負荷の軽減への取り組みが進んでいる。就労環境の改善には、作業時間中はもちろん、通勤や休憩中など作業以外の時間の質を向上させることが重要で、とくに、大規模な開発プロジェクトでは、多数の作業員の効率的な管理と快適に働ける環境づくりを両立させる必要がある。

今回、2社は、生体認証技術の一つである顔認証を活用し、作業員がカードやデバイスを持つことなく本人であることを証明できる統合IDプラットフォームの構築に着手した。このプラットフォームに顔画像情報と本人情報をID連携することで、顔認証であらゆるサービスが利用できるようになる。今後、通勤時の専用シャトルバスの乗降確認や入退場ゲートでのセキュリティチェック、建設現場内での弁当や飲料の購入決済、現場内でレンタルする資機材や配達物の受け取りの際の本人確認など、さまざまなサービスの展開を図っていく予定とのことだ。

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