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人的資本経営の実現を目指すHRサービス「CHART series」がリリース

一般社団法人Human Ability Platform人間能力開発機構は、人的資本経営のジョブ雇用・ウェルビーイングの実現に直結するHR TECHサービスCHART seriesを2022年5月16日にリリースしたと発表した。
HR TECHサービスCHART seriesは下記2つ適性検査サービスだ。
・職種別に「ビジネスマインド適性/不適性」が把握できる「VALUE-CHART(バリューチャート)」
・働き方とキャリア志向を詳細把握し、選考を行いつつ志望度を上げる「i-CHART(アイチャート)」
申込からテストの購入~受検案内~実施~結果照会まで全てをWEBで完結、簡易導入できる。

■調査データ~企業の与える印象と、人的資本経営や時代の変化への対応に関する調査~

同法人は、以下の調査を行った。
※先進的な企業の印象に関する調査
N=150(企業や団体に勤務している20〜50代の男女 WEB調査 2022年4月)

【企業の与える印象と、人的資本経営や時代の変化への対応に関する調査】

人的資本を整備する等、人の活躍の工夫が最も「先進的」な度合い(存在数に対するイメージの高さの割合)が高く、メタバースやブロックチェーンなどの技術導入が次である
出典元:プレスリリース
社会的な信頼感のある企業、働く人を尊重する企業、時代の変化への柔軟性が、この順で入社意向に繋がりやすいイメージだと思われるという
出典元:プレスリリース
「入社したい魅力を表す企業のイメージ」の選択順位で上位に来たものを要素解析し、緑色は社会的信頼感、赤色は人の尊重、青色は時代の変化への柔軟性として上位10個を分類したとのことだ。

■人的資本経営を実現する2つの適性検査

ジョブ適性が分かる適性検査「VALUE-CHART(バリューチャート)」
出典元:プレスリリース
・その人のビジネス上のリスク要素と活躍要素が一目で分かるジョブ型雇用を実現する適性検査
職種別のビジネスマインド適性を把握できる検査だ。使い方は大きく次の2通りある。
1. 検査する8つの適性指標のうち、就きたい職種・就かせたい職種に深く関係する適性指標を3つ程度選定しておき、被検者のビジネスマインド適性と対象職種との適合度を見る。
2. 被検者のビジネスマインド適性が活かされる職種が何であるかを判別する。

検査内容
出典元:プレスリリース
1.パーソナリティから見た職務適性タイプを判定
パーソナリティから見た職務適性のタイプを判定する。本人の人柄、重視する行動、得意なことや苦手なこと、どのような仕事に能力を発揮するかといった人物像の概略を把握することができる。

2.基礎的な知的能力の程度を測定
職務上の処理能力に影響する基礎的な知的能力の程度を、「言語能力」「空間・論理把握」「数理能力」の3つの軸で測定する。数値が高いほど、知的能力の程度は高いと言えるという。

3.ビジネス上のリスク要素、長所となる要素を測定
職務適性において最も重要な8項目24指標を測定し、ビジネスにおいてリスクとなる要素、長所となる要素を明らかにする。本人の適性が仕事の特性と合っているかどうかをチェックすることができる。

働き方志向による適性検査「i-CHART(アイチャート)」
出典元:プレスリリース
・その人が求める仕事や環境が一目で分かるウェルビーイングを実現する適性検査
キャリアと働き方の志向を把握できる検査だ。被検者の志向が活かされるキャリアプランを提示したり、複数の被検者の志向を踏まえて組織デザインに活用するといった使い方をする。また採用選考のシーンでは、被検者の志向に合わせた説得を行うことで志望度を高めるのに役立てるという使い方もできる。

検査内容
出典元:プレスリリース
1.キャリアで目指したい方向性を把握
ビジネスと関係性の深い性格的・人格的な特性を元に、本人がどのような仕事にやりがいを感じるのか、どのようなキャリアを望んでいるのかといったキャリア志向を把握することができる。

2.現在がどのような時期なのかを把握
自分自身や外部環境に対する変化の意向を元に、現在をどのような機会だと捉えているか、何に注力したい時期なのかといったキャリア上の現在の位置づけを把握することができる。

3.どのような組織・環境を好むのかを把握
組織風土、事業の特性や価値観、待遇やワークライフバランス、成長の方向性に対する捉え方を元に、どのような組織・環境を好むのかを把握することができる。

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