ノーコードでAIが期待する結果から最適な入力の組み合わせを逆算する「OptFlow」が提供開始

ビジネスのためのAI活用プラットフォーム「MatrixFlow」を提供する株式会社MatrixFlowは、期待する結果をもとに、AIが最適な入力の組み合わせを逆算する新サービス「OptFlow」をMatrixFlow上で提供開始したと発表した。

従来のMatrixFlowでは、入力データ(素材の配合量や加工条件など)をもとに、AIが結果(物性や官能評価結果など)を予測していたが、「OptFlow」では、実現したい結果(物性や官能評価結果など)を満たすためには、どのような入力の組みあわせ(素材の配合量や加工条件など)が必要か予測し、数理最適化することができる。このような、結果から入力の組み合わせを最適化するAIを逆AIと呼称しているという。逆AIを用いることにより、特定の制限がある中で、複数の要素を加味しながら決定を下すといった、より複雑な課題を解決することができるとのことだ。
出典元:プレスリリース

■OptFlow概要

OptFlowの使い方は以下の5ステップだ。一切プログラミングすることなく、マウス操作のみでAIに予測させることができる。

Step1.データのアップロード
まずは、予測をする上での材料となるデータをアップロードする。
出典元:プレスリリース
Step2.予測する列の選択
ここでは、予測したい対象(素材の配合量や加工条件など)を選択する。
出典元:プレスリリース
Step3.レシピの設計
AIの設計図であるレシピは、OptFlowのブロック(と同時に出てくるAutoFlowのブロック)を繋ぐだけだ。
出典元:プレスリリース
Step4.学習条件の設定
AIを学習する際の条件を設定する。この時、各変数を、最大化する、最小化する、特定の値に近づける、など複数の選択肢から選ぶことができる。また変数の間に関係性があるときは、その条件を式で入力することもできる。
出典元:プレスリリース
Step5.結果の確認
学習が終わると、AIが予測した最適化結果を画面上で確認することができる。また結果は、フィルターをかけたり、CSV形式でダウンロードすることもできる。
出典元:プレスリリース

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