栄養でパフォーマンスを最大化するアプリ「eat+」、β版の実証実験を関西大学体育会サッカー部で開始

eatas株式会社(以下、イータス)は、関西大学体育会サッカー部の協力のもと、栄養で顧客のパフォーマンスを最大化するアプリ「eat+」β版の実証実験を2022年6月より開始すると発表した。

今回の実証実験では、アスリートの領域でユーザビリティの検証、アプリによる食事指導の成果を検証する。アプリの活用によりリアルタイムに選手の情報を入手することができ、よりパーソナライズされた食事指導が可能になる。実証実験期間中に、イータス代表による「サッカー選手の食と栄養」に関する講演会も行い、選手の食に対する意識向上も図る。

■「eat+」β版実証実験について

「eat+」β版の実証実験は2022年2月から開始し、これまでフィットネス、ビューティー、アスリートの領域で効果を検証している。
【実証実験パートナー】※2022年5月現在
・フィットネス関連…4事業者
・個人サロン(エステ等)… 39事業者
・高等学校…1校

■「eat+」β版について

「eat+」は、栄養管理をプラスすることで顧客のパフォーマンスを最大化することを目的としたアプリだ。イータスが独自に開発した栄養管理メソッドをコミュニケーションツール化することで、可視化されたデータをユーザーと共有しながら、オンラインでも成果が上がる食事指導ができるようになっている。さらに、蓄積したデータを分析することで、個別最適化された精度の高い食事指導の実現を目指している。「eat+」β版のユーザー用アプリには、Epson Connect APIを活用し、ユーザーが自由にアプリ内の記録や情報をプリントできる機能を搭載している。イータスの管理栄養士がユーザーの情報や日々の記録を元に作成したフィードバックシートをユーザーが好きなタイミングでプリントできるようになっている。
出典元:プレスリリース

■開発の背景

コロナ禍において、健康に対する人々の意識は高まっている。特に、生活習慣病などの基礎疾患は重症化に繋がることから、日々の健康管理は欠かせなくなった。しかし、現在、日本だけでなく、世界でも肥満人口が増え、肥満の改善は世界的な課題になっている。また、生活様式の変更により、コロナ太りがキーワードとなり、トレーニングやダイエットなどが注目されている。トレーニングやダイエットの効果をあげるために栄養管理は欠かせないが、栄養の専門家である管理栄養士による食事指導はまだ一般的ではないという。

「eat+」は、フィットネス、アスリート、エステなど、それぞれの専門領域に管理栄養士による栄養管理をプラスすることで、成果を出し顧客のパフォーマンスを上げることにコミットしている。「eat+」の最大の特徴であるイータス独自の栄養管理メソッドは、「習慣化しない」「成果がでない」などの課題を解決するために開発。ダイエットでリバウンド経験がある人、継続しない人、食習慣を変える自信がない人を専門知識がある管理栄養士がサポートする。

今後は、今回の実証実験により得られた知見を元に、アプリの改善を行い2022年8月に正式アプリのリリースを行う予定とのことだ。

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