学びと実践を通じて設計のデジタル化を支援するオンラインプラットフォーム「EMARF CONNECT」がローンチ

VUILD株式会社は、木材のクラウドプレカットサービス「EMARF」から、デジタルテクノロジーを用いて設計者の職能をアップデートすることを目指し、「次世代の設計者」に向けて学びと実践の場を提供する月額制の新サービス「EMARF CONNECT」をローンチしたと発表した。第1期生を100名限定で募集する。

EMARF CONNECTは、月額980円(学生月額500円)でデジタルテクノロジーを用いたデザイン思考・手法を学び、実践できるサブスクリプション型オンラインプラットフォームサービスだ。本プラットフォームは、すべての設計者が学びと実践を繰り返し、仕事の幅を広げ、職能をアップデートしていく支援を目的とし、これまであまり公開されなかったコンピュテーショナルデザインやデジタルファブリケーション領域のノウハウを公開。デジタルデザインを用いた設計・ものづくりに意欲的な設計者に向けて、様々なコンテンツを通して知識・経験豊富なVUILDメンバーや専門家と直接繋がり、気軽に相談、情報を得られる機会を提供する。
出典元:プレスリリース
主に4つのコンテンツに加え、入会者全員が、いつでも①EMARFのシステム利用料10%引き、②EMARFワークショップ参加費用20%引きの特別特典を受けられる。6月10日(金)より、100名限定で第1期生を募集開始。また、6月17日(金)19時より、ローンチを記念したトークイベント・特設展示を開催する。
出典元:プレスリリース
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・EMARF CONNECTで得られる4つのデザインー次世代の設計者の学びと実践ー
出典元:プレスリリース
①<デジタルデザイン>
Rhinocerosをはじめとした3Dモデリングソフトから、パラメトリックなデザインを学ぶ機会を提供する。平面的な作図表現では難しかった、複雑な造形をつくる設計力が身につく。

②<プロトタイピングデザイン>
デジタルファブリケーションを用いた素早いアウトプットを通じて、理想を現実に落とし込むための生産設計を学ぶ機会を提供する。手を動かしながら考える、即興性のあるデザインが身につく。

③<ソーシャルデザイン>
市民参加型ワークショップや公共空間を活用した場づくりを学ぶ機会を提供する。人を巻き込むデザインを通して、まちと人とのつながりや、地域への愛着を形成する共創力が身につく。

④<サスティナブルデザイン>
林業体験や製材所見学等のフィールドワークを通して、持続可能なデザインについて学ぶ機会を提供する。素材の背景にあるリアルな社会課題を読み解くことで、実体験に基づいた説得力のある提案力が身につく。

・サービス・コンテンツ内容
①<会員限定マガジン ーRead(オンライン)>
EMARFの使い方からユーザーの制作秘話、コンピュテーショナルデザイン・デジタルファブリケーションに関する上級テクニックまで、EMARFに関する様々な情報を定期的に記事として配信する。

②<チャット相談/専門家相談 ーAsk(オンライン)>
オープンチャットや個別相談を利用することで、専門スタッフにつまづいているポイントを相談することができる。構造家や大工、エンジニアなど、専門家への相談会も定期的に開催する。

③<工房利用 ーTry(オフライン)>
EMARF工房のオープンラボで、実際に加工の様子をみたり、プロトタイピングすることができる(予約制)。

④<イベント ーConnect(オフライン)>
多彩なゲストを招いた限定トークイベントや、木×デジタルを体験するものづくりツアー、展示会やコンペ企画などを行う(不定期)。

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