三井物産デジタル・アセットマネジメント、デジタル証券公募3号ファンドの資金調達が完了し運用を開始

三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社は、同社組成第3号となるデジタル証券公募ファンド「不動産のデジタル証券〜ALTERNAレジデンス 新宿中落合・経堂・門前仲町〜譲渡制限付」の資金調達が完了し、本ファンドのアセットマネジメント業務を開始したと発表した。

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■背景

2,000兆円を超える日本の個人金融資産は、その半分以上が現預金を占め、欧米諸国と比較しても、資産運用に供されている割合は半分以下に留まり、日本国民の資産形成が重要な課題となっている。こうした環境下で、高度な専門性をもって証券化及び資産運用機能を担うアセットマネージャー(投資運用業者)は、日本の資本市場の活性化や国民の安定的な資産形成を実現する上で極めて重要となっている。特に、不動産・インフラを始めとしたオルタナティブ資産の証券化商品の投資環境は、一部の限られた資産に対して、限られた投資家のみがアクセスできているのが現状だという。
出典元:プレスリリース

■概要

同社は、こうした資産形成・投資環境の課題を解決するために「『眠れる銭』を、Activateせよ。」という経営理念を掲げ、個人投資家向けの商品検討・開発に注力してきた。本ファンドは、同社が組成・運用を手掛ける個人投資家向けの第3号ファンドの位置づけであり、レジデンスを裏付資産にした、同社にとって初めてのデジタル証券ファンドとなる。2022年6月9日付で約17.6億円の資金調達が完了し、同日付で同社をアセットマネージャーとしてファンド運用を開始した。

ファンド名:不動産のデジタル証券〜ALTERNAレジデンス 新宿中落合・経堂・門前仲町〜譲渡制限付
対象不動産:
ALTERNA新宿中落合
ALTERNA経堂
ALTERNA門前仲町
発行価額の総額:1,764百万円
最低投資金額:50万円
運用期間:約7年間(予定)
アセットマネジメント会社:三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社
販売証券会社:株式会社SBI証券
受託者:三菱UFJ信託銀行株式会社
ブロックチェーン基盤:Progmat(プログマ)

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