オプト、複数のECモールを総合的に判断しクロスチャネルで最適化を目指すECデータ統合プラットフォーム「Oxcim β版」を提供開始

株式会社オプトは、ECモールに商品を出品するメーカー企業向けに、複数のECモールを総合的に判断し、クロスチャネルで最適化を目指す、SaaS「Oxcim(オキシム)β版」の提供を、2022年6月13日より無料で開始したと発表した。

■「Oxcim β版」提供の背景

消費者の購買行動のデジタル化が進み、消費者が商品を「知る場所(サイト)」と「買う場所(サイト)」は必ずしも同じとは限らない。ECモールを運用するメーカー企業は、自社ECサイト・Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングをはじめとしたECモールでのマーケット状況の分析やポジショニング、問題発見、売上の要因分析などを個別に分析し運用するのではなく、複数のECモールをクロスチャネルで一元管理し、総合的に判断するマーケティング活動が大切だ。近い将来にはSNS(Facebook・Instagram)等にもカート機能が搭載される可能性があり、消費者の購買行動や販路はますます多岐に広がる。

このような背景のなか、どのように複数のECモールの売上を横断して改善していけば良いか分からないというメーカー企業の課題も浮き彫りになっているという。オプトでは、そのような課題を抱えるメーカー企業の課題を解決し、販路のデジタルシフトを支援するため、複数のECモールを総合的に判断し、クロスチャネルで最適化を目指す、SaaS「Oxcim(オキシム) β版」の提供を無料で開始したとのことだ。

■サービス概要と特徴

Oxcim β版は、複数のECモールを総合的に判断し、クロスチャネルで最適化を目指すSaaSだ。ECモールでの売上拡大に向け、マーケット状況の分析やポジショニング、問題発見、売上の要因まで一連のプロセスにおける分析が容易に行えるようになる。メーカー企業のECモール攻略を支援する無料のデータ統合プラットフォームであり、デジタルマーケティング業界を牽引してきたオプトの運用知見を凝縮させているのが特徴だ。

<Oxcimの機能>
1.「マーケットビュー」機能
① 各モールにおける商品カテゴリの売上規模がわかる。
② 競合商品の売上規模がわかる。
③ 他事業者が販売している自社商品の売上がわかる。

「マーケットビュー」機能(「おもちゃ」商品カテゴリの売上規模推移Sample)
出典元:プレスリリース
2.「KPIビュー」機能
① ECモールの売上を構成するとされる、閲覧数・CVR(顧客転換率)・販売単価と、KPI(重要業績評価指標)をさらに分解した、指名検索数やレビュー数などのサブKPIの分析が行える。
② 会社で出品しているすべての商品の合計売上推移や、商品ごとの売上推移がわかる。
③ Amazonの管理画面上では計測が難しい、SEOや広告の掲載順位、価格割引率も測定できる。

「KPIビュー」機能
出典元:プレスリリース
<Oxcim β版のポイント>
①全ての機能を無料で利用可能
②複数のECモールを総合的に判断し、クロスチャネルで費用対効果を可視化
③売上拡大に向けた課題や伸びしろを容易に解明
出典元:プレスリリース

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