eスポーツプラットフォーム「Libes」、eスポーツ特化型のNFTマーケットプレイス誕生に向けて一部機能を解放するプレオープンを実施

株式会社Liberal mindは、2022年6月10日 、eスポーツプラットフォーム「Libes」の一部機能を解放するプレオープンを行ったと発表した。

今回一部機能が公開されたのはeスポーツ特化型のNFTマーケットプレイスだ。運営、選手、クリエイター、ユーザーそれぞれの用途に合わせた4種類のNFT「Libes公式NFT」「クリエイターズNFT」 「ファンアバターNFT」「プレイヤーズNFT」が実装される。今回のプレオープンでは「Libes公式NFT」の実装、6月末から残りの3つの機能実装を順次予定している。

・Libes公式NFT
Libes公式が発行するNFT。Libesが主催する大会のワンシーンのNFT、大会入場チケットのNFT、Libesの特典を受けることの証明としてのNFTなど、いつくかの用途に合わせたNFTを実装する。今回販売されたのは大会入場チケット×特典証明のNFTだ。特典に関しては時間と共に内容が公開されていくゲーム感覚で楽しむことができる仕様だ。
出典元:プレスリリース
・クリエイターズNFT
クリエイター(ユーザー)が発行できるNFT。eスポーツ選手を応援するクリエイターが作成したキャラクターアイコン、 ファンアートなどを自由に出品することができるNFTだ。販売手数料は事前に決めた配分でeスポーツ選手、クリエイターの間で分配される。
出典元:プレスリリース
・ファンアバターNFT
チーム・eスポーツ選手が発行できるNFT。チームやeスポーツ選手がファン向けにオリジナルのNFTを自由出品できるようになる。ファンクラブの所属券、アイコンなど様々な使い方ができるNFTが販売される予定だ。
出典元:プレスリリース
・プレイヤーズNFT
プロチーム選手/アマチュア選手が発行できるNFT。選手はチーム所属の証としてNFTを利用、販売することができる。アマチュア選手もLibesを通じてスポンサーを見つけることが可能になり、契約をNFTのスマートコントラクトによって行うことで契約の状態や所属履歴が簡単にわかるようになり、スムーズな取引を実現する。今後、ユーザーもプレイヤーとして発行ができるようにアップデートを予定している。
出典元:プレスリリース
Libesは現在成長著しいeスポーツ分野に新たな展開をもたらすプラットフォームだという。これまでeスポーツが抱えていた課題解決に挑み、選手とユーザーの双方が共に新たな娯楽の形を創造する。eスポーツは新興分野であるために選手を取り巻く環境や新規のファン獲得などの点でまだ課題が多く、特にプロ選手の多くは大会で優秀な成績を残し賞金を得るか、あるいはスポンサーを見つけ出資を募ることが収入を得る主な方法となっているという。しかしながら、一部の選手を除いては大会数が多いか、スポンサーがつかない限り淘汰されていくという現状があり、そもそも選手の母数が増えなければ業界の発展もまた鈍化していくために、エコシステムの構築こそが業界全体の発展における課題になっているとのことだ。Libesはこうした課題に目を向け、様々な取り組みを通じて解決を目指すために立ち上がったプロジェクトとのことだ。

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