仮想空間上のオフィスにアバターで出社できるメタバースオフィス「ATREE」がリリース

株式会社グミは、メタバースオフィス「ATREE(アトゥリー)」をリリースしたと発表した。

ATREEは、仮想空間上のオフィスにアバターで出社できるサービスだ。PCからアプリにログインすれば、リモートワークの日も、物理オフィスに出勤するのと同じように仲間の存在をそばで感じながら、一緒に働くことができる。

コロナ禍で急速に導入されたリモートワークは、時間や場所に制限されることなく働けるメリットがある一方で、社内コミュニケーションの減少やマネジメントの難しさといった課題がある。ATREEはそれらを解決し、円滑なリモートワークを実施するためのツールとして開発されたとのことだ。

また、社員間のコミュニケーションやステータス共有のための機能が充実しており、チームリーダーやマネージャーへ向けた勤務状況の管理に役立つ。

・ATREEにできること(1)「コミュニケーション活性化」
出典元:プレスリリース
ユーザーは自分自身の分身となるアバターで出社する。身体性を持つ3DCGのアバターが「人の確かな実在感」を感じさせ、コミュニケーションを生む。物理オフィスで顔を合わせたときの会釈などの簡易なあいさつ、雑談やちょっとした相談などのコミュニケーションがチームビルディングに重要な要素であると言われており、ATREEはそれらをメタバース上で実現できる。音声通話や画面共有なども利用することができる。

・ATREEにできること(2)「今、何してる?の可視化」
出典元:プレスリリース
ATREEでは、今、何をしているかを「ステータス」として選択し、周囲に共有する。アバターを見れば相手のステータスを認識することができる。リモートワークでは見えにくいプロセスの可視化が、これまでの物理オフィスで感じていた「今日もしっかり働いてくれている」という安心感や信頼感を生み出す。

・ATREEにできること(3)「勤務状況ログデータの可視化」
出典元:プレスリリース
従業員の「ログイン情報」、「ステータスの変遷」、「気分のログ」は管理者専用の「マネジメントページ」でわかりやすくグラフやカレンダーで可視化され、CSVダウンロードも可能なため、勤怠管理や日報としても利用することができる。

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