Facebook Japan、気軽にSDGsアクションに取り組めるARフィルター「ポイトリ」を発表

Facebook Japanは、2022年7月7日に「コミュニティマッチングプログラム on Facebook」成果発表会を開催し、海と陸でクリーン活動を行うコミュニティ同士のマッチングによって生まれたARフィルター「ポイトリ」を発表した。

本発表会では、「コミュニティマッチングプログラム on Facebook」に参加した「世界ゴミ拾い習慣化軍団〜世界一清潔な日本の文化を広げよう〜」、「宮古の海をキレイにし隊」のコミュニティの代表者が登壇し、「SNSを活用した“ゴミ拾い”の未来」をテーマにトークセッションを行った。

今年4月に発足した本プログラムは、同じ目的を共有するコミュニティがつながることで、個々のコミュニティの可能性を広げ、時には活動体を大きくすることを目的とするFacebook Japanの新しいコミュニティ支援の取り組みだ。このプログラムでの活動の中で、2つのコミュニティが抱える「ゴミ拾い」に対する課題を議論し、「ポイ捨てされているゴミを減らしたい」という共通した目標を達成する新しい仕掛けとして、「ポイ捨てゴミ」に関心を高めるきっかけを作るARフィルター「ポイトリ」の制作に至ったとのことだ。
出典元:プレスリリース

■ARフィルター「ポイトリ」とは

FacebookやInstagramのストーリーズ機能で使用できる「ポイトリ」は、ポイ捨てゴミを「モンスター」に見立てて名前や発見場所、エピソードなどと一緒に投稿することができるARフィルターだ。撮影後は、#(ハッシュタグ)を付けて投稿することで、「ポイトリ」で作るゴミモンスター図鑑のFacebookグループアルバムに順次格納され、図鑑のデータをつくることができる。普段見て見ぬ振りをしてしまうポイ捨てゴミに注目する機会を提供することで楽しくクリーン活動に参画し、SDGsアクションに取り組むきっかけをつくることができる。
出典元:プレスリリース
成果発表会では、「世界ゴミ拾い習慣化軍団~世界一清潔な日本の文化を広げよう~」キャプテン・皆倉慶彰氏、「宮古の海をキレイにし隊」隊長・井上美香氏が登壇し、「SNSを活用した“ゴミ拾い”の未来」をテーマにトークセッションを行った。

Facebookグループでゴミ拾いの活動を広げる両コミュニティは、陸と海という異なる環境でのゴミ拾い活動を行う一方で、どちらもFacebook上で全国の人とつながり、ゴミ拾いの成果や情報を発信してきた。マッチング後の活動として、Messengerルームでのミーティングや情報交換を重ねる中で、「ポイ捨てゴミに関心を持ってもらい、まずは初めてゴミを拾ってみるというアクションのきっかけをつくりたい」「楽しみながらゴミ拾いをしてほしい」といった想いが重なり、そうした想いを実現するための仕掛けとしてARフィルター「ポイトリ」の制作がスタートしたとのことだ。

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