博報堂プロダクツ、メディコム・トイ、SingulaNet、ブロックチェーン技術を活用した模倣品対策ソリューション「du-al.io」の提供を開始

一般社団法人ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ(JCBI)は、加盟企業である株式会社メディコム・トイと株式会社博報堂プロダクツ、SingulaNet株式会社の3社が、安全性の高いNFC(Near Field Communication)とブロックチェーン技術により実装されるNFT(Non-Fungible Token)を活用した、リアルとデジタルの統合真贋判定によって企業のブランドと消費者からの信頼を守る模倣品対策ソリューション「du-al.io(デュアルドットアイオー)」を、JCBIが支援するグローバルパブリックブロックチェーン「Content-Ethereum(コンテンツ・イーサリアム)」上で開発し、提供を開始すると発表した。

近年、品質・耐久性が劣る模倣品の氾濫によって、企業側の市場損失、ブランド毀損といった経営リスクに加え、消費者側の安全に深刻な影響を与えるケースが後を絶たないという。EC市場の拡大に伴い、模倣品被害はあらゆる業種・業界に及び、模倣技術や手法の高度化により、ECサイトや量販店において正規品と誤認して購入する消費者も増える中、リアルとデジタル双方での統合的な解決策が求められている。これらの課題に応えるために、NFCとNFTを組み合わせることで、その商品が本物であるかを企業と消費者が、リアルとデジタル双方で検証することができる、模倣品対策ソリューションが「du-al.io」だ。

「du-al.io」は、最先端のアートとTOYを世界へ発信し続けるメディコム・トイ社監修のもと、博報堂プロダクツの制作実施力に、SingulaNetが有するブロックチェーン並びにNFTの技術を掛け合わせ、JCBIが支援するグローバルパブリックブロックチェーン「Content-Ethereum」上で開発された。本サービスによって、コレクション性の高い玩具やアートや、模倣品が多く出回る高級アパレル・時計・アクセサリー、高性能なスポーツ用品・アウトドア用品などを提供する企業のブランドと消費者からの信頼を守ることを目指す。
出典元:プレスリリース

■模倣品対策ソリューション「du-al.io」について

「du-al.io」は、リアルな製品にスマートフォンをかざすだけで、データ通信が可能な安全性の高いNFCと、ブロックチェーン上に記録された改竄されないデータであるNFTを情報連携させられる、模倣品対策ソリューションだ。商品に付属するNFCタグをスマートフォンで読み取るだけで真贋判定ができ、唯一無二の価値をもつ正規品であることを証明できる。また、入手した製品の所有情報がギャランティーカードとしてブロックチェーン上で管理されるため、ユーザーはdu-al.ioのWebサービスページ内でギャランティーカードを確認することができ、NFCタグを読み取ることでギャランティーカードの譲渡も可能だ。さらに、商品の所有数に応じたランキング表示、各種限定イベントへの参加権や限定グッズ購入権、NFT所有者限定サービスの提供など、企業とファンのエンゲージメントを強化するプラットフォームとして今後もさらに機能を拡張するとのことだ。
出典元:プレスリリース

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