サフィルヴァ北海道、チームの「デジタルオーナー権」を販売

株式会社サフィルヴァは、サフィルヴァ北海道が2022年8月20日より、一口月額100円からのチームの「デジタルオーナー権」の一般発売を開始すると発表した。

・オーナー権の仕組み
1.スポーツチームの運営に擬似的に参加が出来るデジタル上の権利証明書。
2.一口100円でチームごとに任意の口数を発行することが出来る。
3.総発行数に対する保有率によってオーナー権のランクが異なる。
4.初期から応援しているオーナーの権利はチームが成長したあとも保持される。
出典元:プレスリリース
・オーナー権の種類
個人向けは「ホワイト、サファイヤ、ルビー」、法人向けは「ゴールド、ダイヤモンド、ブラック」となっている。「無料ユーザー」はチームの情報が見たいライトなユーザーであり、専用アプリ「スポつく」上にログイン可能だがオーナーとしての権利は保持しない。
出典元:プレスリリース
・主なカードの種類と対象
<個人向け>
「ホワイト」、チームのことを知りたい、少しでも関わりたいというユーザー。「サファイヤ」、チームに能動的に関われる。応援していることを対外的にも発信したいユーザー。「ルビー」、チームのイベントに参加したりよりリアルにも関わりたい個人事業主またはコアファンユーザー。

<法人向け>
「ゴールド」、法人がチームをビジネス活用するための権利が追加される。チームを気軽にビジネスに活用したい小規模法人。「ダイヤモンド」、チームを福利厚生にも活用していきたい小規模〜中規模法人。「エグゼクティブ」、他のオーナーにはない特別な体験と、専任コンシェルジュによるサポートやビジネス的な事業シナジーを提供する。事業提携をチームとしていきたい法人。

・オーナーの権利、特典
権利は主に、「チーム権利」「オーナーレポート」「チーム運営参加権」「限定イベント参加権」「PR枠法人特典」があり、エグゼクティブオーナーには、専任担当(コンシェルジュ)のサポートも付く。

・オーナー権の発売方法
発売するオーナー権の総発行量は、第一次募集では総額100万円分を発行。オーナー権販売用のサイトからクレジットカードで購入をすることが出来る。その後順次、総発行量を満たす度に追加される。
出典元:プレスリリース
サフィルヴァ北海道オーナー権発行の段階
・第一次募集にて100万円/月
・第二次募集にて500万円/月
・第三次募集にて1000万円/月

■背景

昨今の事情により、スポーツチームの経営状況は大きく悪化しているという。スポンサーとなっていた企業の経営難も大きく関わっており、一つのスポーツチームを数少ない資本的に豊かな企業が支えるというモデルには限界があるということ、むしろ、日頃からチームを支えるファン一人ひとりの応援に応える形でチームが進化し、個人一人ひとりの応援は微力でも、全員でスポーツチームを支えていくというモデルの方が持続可能であると考え、企業と個人がコミュニティとなりクラブの経営に参加する「クラブ経営の民主化 x DX化」を体現するモデルを構築したとのことだ。

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