SNS活用やマーケティングも教える「職人養成スクール」が設立

G-FACTORY株式会社は「寿司職人」や「日本の食文化を担う人材」を育成、輩出する職人養成スクールを東京都新宿区に設立すると発表した。10月に寿司職人コースと焼鳥職人コースを、12月にラーメン職人コースを開校する予定だ。

従来、飲食店の集客方法は店頭や人通りの多い立地に看板・ポップを出すか、広告掲載が主流だった。近年、そのような飲食店の集客方法に変化が訪れている。SNSの台頭だ。今や競争の激しい飲食ビジネスの成功に影響を及ぼすほどで、SNSを上手に使いこなすことは飲食店の運営において必須のスキルとなりつつあるという。しかし、Facebook、Twitter、Instagram、YouTube、TikTokなど多岐にわたり、変化も激しいSNSをうまく使いこなせない飲食店は多いという。「稼げる」料理人を育成することを目的とする「飲食塾」では、時代に合った最新の集客手法・ノウハウをアップデートしながら、そのテクニックを授業の中で学生に伝えるとのことだ。
出典元:プレスリリース
これからの料理人は、調理はもちろん、接客、清潔感、SNSの発信力、ビジネスとしての会計知識などに加え、SDGsや社会課題とも向き合わなければならないという。10月に寿司職人コース(受講期間3ヵ月)と焼鳥職人コース(受講期間2ヵ月)、12月にラーメン職人コース(受講期間1ヵ月)を開校予定の「飲食塾」では、マーケティング、ブランディング、SNSに関する授業だけでなく、独立開業や会計、食育に関する授業など、様々な分野の専門家を招いて特別授業を行う。

・飲食塾概要
開校日:2022年10月予定
場所:東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB1階
対象者:日本食料理人としてキャリア形成・キャリアアップを目指している人、国内外で日本食店を出店したい人
開講コース:寿司、焼鳥、ラーメン、うどん・そばなど
設立・運営:G-FACTORY株式会社
出典元:プレスリリース
「飲食塾」では、今後開校を予定しているそば・うどん職人(受講期間1ヵ月)などを含め、全てのコースで店舗ブランディングや集客手法の授業を導入する。店舗の業態や価格帯、出店エリアなどに関するリサーチ力を養い、料理人の「価値」、顧客からの「信頼」といった店舗を永続させ、繁盛させる手法を伝える。講師は、田舎で行列店を創り出した経験を持つ飲食店オーナーの他、グルメアプリの元編集長やマーケターなどの専門家とのことだ。マーケティングに関する専門的なことを基礎から学べ、その内容は、学生だけで運営する併設店舗「守破離」で実践する。「守破離」のSNSを集客目的で運用する。
出典元:プレスリリース

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