Excelでのデータ活用スキルを測る検定試験「データ分析実務スキル検定 シチズン・データサイエンティスト級(CBAS Citizen級)」が開始へ

株式会社データミックスは、2022年12月に、ビジネスパーソンのデータ分析スキルを測定する検定試験「データ分析実務スキル検定 シチズン・データサイエンティスト級(CBAS Citizen級)」の運営を開始すると発表した。

■データ分析実務スキル検定 シチズン・データサイエンティスト級(CBAS Citizen級)とは

「データ分析実務スキル検定(CBAS)」は2020年に運営を開始した、ビジネス実務で使える分析スキルを評価する検定試験だ。個人のスキル資格証明としての利用のほか、企業内のデータ分析スキル評価試験としても活用できる検定として誕生した。

運営開始から約3年、DXやデータ活用の機運のさらなる高まりにより、データ分析の専門家だけでなく、非専門家であってもデータの活用が求められるようになってきた昨今、BIツールやAIを簡単に作れるツールの普及により、各ビジネスの現場で現場担当者が高度な分析をできる環境が整いつつある。

しかし、整形されたデータが入手できない企業の場合、現場担当者がツールに投入するためのデータクレンジングをしなくてはならない場合がある。一方、Excelを使ったデータ分析であっても十分な示唆を得られるケースもあり、Excelを使ったデータハンドリングスキルを高めることは、現場のデータ活用を加速させるための重要な施策の一つであるという。

このような課題意識から、分析思考とExcelによるデータハンドリング、データ可視化のスキルやテクニックを問う「データ分析実務スキル検定 シチズン・データサイエンティスト級(CBAS Citizen級)」の検定運用の開始に至ったとのことだ。
出典元:プレスリリース
本検定試験の問題は、実務で活躍する現役のデータサイエンティストが、実際のビジネスシーンで求められるデータ分析スキルを元に検定問題を構成した。

基本的なビジネス指標の関係を理解しているか、基本的な可視化手法及び集計値の意味を理解しているか、また、Excelを使ったデータハンドリング・可視化をスムーズに実施できるかなどのデータ活用を推進する企業でデータハンドリングから分析までをExcelを駆使して行うことができるかを証明する試験となる。そのため、本試験の合格者は、自らデータ分析を行う上で必要となる分析思考、Excelを使ったデータハンドリング・可視化をスムーズに実施できるスキルを有していることが証明されるとのことだ。

<スキルと知識>
基本的なビジネス指標の関係を理解している
基本的なデータ可視化手法を理解している
基本的な集計値の意味を理解している
データの前処理ができる
データの抽出ができる
データの要約ができる
指標計算ができる
データの可視化ができる
パターンや関係性を探索できる
要因分析、感度分析ができる
仮説の検証ができる
ナンバリング、カテゴライズができる

<想定対象者>
データ活用を推進する企業で、データハンドリングから分析までをExcelを駆使して行うビジネスパーソン

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