DXとアップサイクルにより社寺や伝統工芸職人へ販売益を還元する仕組みの構築が開始
2022/9/28
高野竹工株式会社は、伝統工芸の職人・クリエイターが社寺の伐採木や廃材をアップサイクルし、製品に付与するブロックチェーンにより社寺や職人へ販売益を還元する仕組みの構築を開始したと発表した。また、購入者や支援者との交流プログラムとNFTトークン発行により、文化資源を軸とした関係人口の創出を図る。
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■プロジェクトの概要
また、工芸品を持ち寄っての交流会への参加や、SNSでの発信等、時代に合った工芸品の使い方や提案等に貢献する購入者には、NFTトークンを発行、特典を利用できる等、新しい支え手コミュニティ=アニュラス(円環)コミュニティの創出を図る。アニュラスコミュニティの活性化に向けては、アップサイクル製品の制作過程や背景に関する理解を深めるオンラインセミナーや工芸体験、返礼サービス型クラウドファンディング等、多様な活動を展開し、製品購入以外の支援の仕組みも導入するとのことだ。
なお、本取組は、経費の一部を内閣府地方創生推進室による関係人口創出・拡大のための対流促進事業の交付を受けて実施される。