ITR、国内のSMS送信サービス市場規模推移・予測を発表

株式会社アイ・ティ・アール(以下、ITR)は、国内のSMS送信サービス市場規模推移および予測を発表した。

SMS送信サービス市場の2021年度の売上金額は163億2,000万円、前年度比34.9%増となった。2022年度も同29.7%増と引き続き高い伸びが見込まれるという。SMSは、電子メールに比べ開封率や到達率が高いため、情報伝達手段として業種・業界を問わず導入されている。また、メールアドレスやコミュニケーションアプリのアカウントを持っていない相手にも、携帯電話やスマートフォンを使ってメッセージを送ることができるため、コロナ禍以降、来院予約のリマインド、テレワーク時の業務連絡などの利用用途が拡大。これに加え、現在、総合行政ネットワーク(LGWAN:Local Government Wide Area Network)環境下で自治体が利用できるSMS送信サービスの需要が増加しており、同市場のCAGR(2021~2026年度)は14.8%、2026年度には325億円に達すると予測しているとのことだ。

SMS送信サービス市場規模推移および予測(2020~2026年度予測)
出典元:プレスリリース
調査概要
今回の発表は、ITRが発行する市場調査レポート「ITR Market View:ECサイト構築/CMS/SMS送信サービス/電子請求書サービス市場2022」に詳細が掲載されている。同レポートには、ECサイト構築、CMS、SMS送信サービス、電子請求書発行サービス、電子請求書受取サービスの全5分野を対象に、国内53ベンダーへの調査に基づいた2020~2021年度売上げ実績および2026年度までの売上げ予測を掲載している。

Article Tags

カテゴリ

Special Features

連載特集
See More