ブログウォッチャーとhands、オルタナティブデータと位置情報を活用し上場企業の売上高を予測するサービスを提供開始

株式会社ブログウォッチャーと株式会社handsは、ブログウォッチャーが提供する「プロファイルパスポート」とhandsが提供するオルタナティブデータサービス「PERAGARU」を連携することで、上場企業の売上高を予測する新しいサービスの提供を2022年10月より開始したと発表した。

オルタナティブデータとは、POSデータ、クレジットカードデータ 、位置情報、衛星画像などこれまで活用されてこなかったデータ全般を指す。従来、ヘッジファンドや投資銀行といった機関投資家は、投資判断のために財務情報や経済統計などのデータを用いてきた。こうしたデータを伝統的データと呼ぶのに対し、代替的なデータであることから、オルタナティブデータと呼ばれている。オルタナティブデータは伝統的データと比較して、データ粒度が細かく、即時性に優れていることから、同データの活用は精度が高く迅速な投資判断につながることが期待されているとのことだ。

ブログウォッチャーの提供する位置情報データサービス「プロファイルパスポート」では、スマートフォンアプリから得られる、ユーザーの同意を得たGPSデータを、特定の個人が識別されない形で提供している。今回、ブログウォッチャーの位置情報データを解析した人流統計値データを提供することで、より「早く」「詳細な」企業の経済動向を把握できるデータを提供することになったとのことだ。

handsのオルタナティブデータサービス「PERAGARU」はターゲット企業1社ごとに、そのビジネスモデルに合わせて取得するオルタナティブデータを設計しているため、精度の高い分析ができることが特長だという。今回、ブログウォッチャー社との協業により、同社が保有する位置情報データを「PERAGARU」に連携することで、上場企業の売上高を予測することが可能になったとのことだ。

・「PERAGARU」×位置情報:活用例

例1:中古自動車販売業界
中古車販売店の店舗の位置情報を活用することで、店舗あたり来店人数を推計。推計値を元に売上を予測。

例2:自動車製造業界
製造工場の位置情報を活用することで、工場の稼働状況を推計。推計値を元に売上を予測。
※リリース準備中

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